「幸せな人ほど成功する」って、本当? 順番、逆じゃない??

あなたはポジティブ?ネガティブ?

って思いますよねー。そもそも「成功しない」から「幸せじゃない」人は、どうすりゃいいのさ。ぷんすか!

ところが世の「成功法則」のトレンドは、どうやら「先に幸せになっとく」スタイルらしい。

先日、ある友人とオンラインで打ち合わせしている時に「ひろかもさん、知ってます? 今時の心理学は《Happiness Psychology》らしいですよ」と聞き、何ソレ楽しそう!とネットでいろいろ調べてみたんですね。そしたらKindle Unlimitedで、どうやらそのルーツらしい「オプティミストはなぜ成功するか/マーティン・セリグマン 著」という本を見つけました。

元アメリカ心理学会会長のセリグマン博士は《ポジティブ心理学の父》と呼ばれており、それまで主流であった「問題」にフォーカスする手法ではなく、どうすれば人がもっと「幸せ」になれるのか?という視点からの研究の第一人者。「成功する」生命保険の外交員やメジャーリーガーetc.に共通する要素を発見しました。それは

オプティミスト(楽観主義者)であること。

ペシミスト(悲観主義者)よりも明らかに「仕事や学業で良い結果を出す」こと、「うつ症状が出にくかったり、再発しない」ことを調査で実証したんですね。さらに特筆すべきは、もともと楽観的ではない人でも《楽観的思考をトレーニング》することで、同様に良い結果が出せるようになるとのこと。

実は本の中に載っている「楽観度テスト」をやってみたところ、わたくし総合結果としては「かなり悲観的」って出たんですよ。衝撃!笑

さらに読み進めていくと、実は「ペシミスト」は「現実を正確に捉える」能力が高い。とありました。また「楽観主義は《補佐するもの》でしかなく、それだけでは意味を持たない」とも。つまりはどちらも使いようなんですな。

何でもかんでもポジティブにとらえる、というのは、いくら本人がハッピーでも現実性に欠けますよね。《ポジティブ心理学》が勧めるのは「柔軟な楽観主義」。

ネガティブな部分も「あるよね」と受け入れつつ、それを「反芻せず」、自らに「明るく反論」することで元気づけ、エネルギーを取り戻す。

いわば「人生の知恵」なんですよね。これは「発想の転換スキル」であって、失敗や挫折の体験を「これも大切な学びね☆」とか「いやいや、あんなのは『失敗』とは言えないよ」などと無理やりハッピー!に持ち上げるもんではないんです。

要するに、自分の体験や気持ちを《否定しない》。でも、わざわざ傷口に塩を塗りこむようなこともしない。バンソウコウで覆い隠すわけでもない。「今回の」コケた理由を「正しく」認識し、過去や未来とむやみに結び付けない。そして「コケたけど遅刻しなかった」とか「とっさに身体が動いたので、大怪我は免れた」というような「良い事実」にもちゃんと目を向ける。こうした思考の切り替え方は、子供でもトレーニングで身につくそうです(本にも練習方法が紹介されています)。

これ、いわゆる「レジリエンス:立ち直り力」を伸ばすってことかな?と理解したんですが。さらに続けていくうち、だんだん失敗そのものへの耐性というか「気にならない度」が上がっていくんじゃないかな。そうなると「ま、とりあえずやってみよっか♪」というモチベーションも続くので、結果的に「成功率が上がる」んだと思うのです。

もしあなたが「ベテランの悲観主義者」だったとしても、そんな自分を「気に入っている」なら、別に問題はないと思いますよ。ただ「いつも」とか「結局」というワードが枕詞についているなら、要注意。なぜならそれは、根っからの楽観主義者と同様に「現実性に欠ける」からです。そこは大いに見直す余地アリ、です。

タイトルにある「幸せな人」とは、オメデタイ人……という意味ではなく(笑)楽観的思考を使って、上手に自分を元気づけられる人ってことですね。そしてそれは「知恵」であり「スキル」なので、磨けばなんとかなりそう!というのも嬉しい。

実はこうした「思考の転換スキル」や、それ以前に「自分の思考グセに気づく」のに《数秘》がめっちゃ使える……!ということを、最近ますます強く感じています。個人セッションでも良いのですが、オススメは「講座」です。それも1〜9のシンボルをしっかり学べる、現代数秘のほう。何ならこのパートだけ独立させて別講座にしてもいいかな?っていうくらい《自分の無意識のジャッジ》に自然と気づけて、その上で《新しい視点の追加》がどんどん出来ちゃうので楽しいですよー。

わたしはずっと「世界の仕組み」が知りたかった。より正確に言うなら、世界が《幸せであれる》仕組み、だ。幸せは一人ひとり違っても、世界の仕組みは「共通のもの」だと思うから、きっとみんなの役に立つだろう──そう思って、数秘もカラーも禅タロットも続けてきたのだと思います。あと「教える」仕事も。これからも同じ思いで、探求し続けていくつもりです。

6月末まで、オンラインでのセッション&講座がとってもお得になってます!【お家であんしん割】どうぞご利用ください。

「本当の自分を思い出す」って、そういう意味だったのか!

自我と本体=魂、存在との関係

実はセスシリーズを読んで一番目からウロコだったのは、前回書いた「思考の現実化」よりも今回のハナシなんです。前々回に「わたしたちは《多次元的存在》らしいで」という話を書きましたが、その仕組みの一部を描いたのが上のイラストです↑

わたしたちが「自分」だと思っているのは、「物質世界という設定」で見た時の自分の姿:バーチャル・リアリティ

つまりね、「わたし」という自我:egoは、自分自身の本体:entityが「物質世界」を体験するためのVRゴーグルみたいなもんで、そのegoを通して認識している自分は言うたらまあ「仮の姿」なんです。でもそれは「本体目線」で見れば、の話で、生まれた時からガッツリこの世界=現実と信じて生きてきた者としては、当然「これが《わたし》だ!」となるわけですね。

というか、そう「信じ込んで」ないと「ガチ体験」出来ないじゃないですかー。だから人類みなegoが見て聞いて触れられる世界=ザ・リアル。という「ルール」を遵守してます。そういうゲームに参加してるんです、わたしたち。ということらしい。

でね、ナチュラル・ボーン・バーチャルな我々でも、うっすらと「……本当のオレってコレじゃないよね? どっかに本体居るよね? それがもしかして《魂》とか《存在》ってヤツじゃないの??」とか勘づきだす。しかしながら、セス曰く「誤った解釈があとを絶たない」状態になっちゃった。。

魂は「完成品」でも、あなたに「属するもの」でもないし、誰かに「捧げ」たり「奪われ」たりするもんでもない。

ちなみにセスは《魂:soul》より宗教色が薄いという理由で《存在》あるいは《本体》と訳されている《entity》という言葉を好んで使ってます。存在、だとbeingという単語を連想する人も多いと思うので、このブログでは《本体:entity》と表現しますね。

あなたは、これまでもこれからも《本体:entityそのもの》で、体験する「現実」の枠組みに合わせた「表れ方」をしているだけだ、というんですね。そしてあなた自身である《本体》は好奇心と創造性のかたまりで、絶えず【何かになろうとしている状態】なのだと。つまり「魂=目指すべきゴール」ってわけじゃない。というか、そもそも「ゴール」なんて、ない。

この世界の「あなた」と同じように、たくさんの「あなた」が様々な「表れ方」でそれぞれの世界を体験し、本体にフィードバックしている。言うてみれば、スマホやタブレット、PCといったそれぞれの端末からの情報を「クラウド」に集めるみたいなもんですね。さらに端末同士でもBluetoothで相互にやり取りできるように、多次元に存在する「あなた」同士のネットワークもあるのですが、残念ながら我々の「物質世界」では、これらのやり取りは「ない」ことになっている。

とは言え、実際には「夢の中」とか「ふとした閃き」といった形で受け取ってはいるようです。そして、この回路はあなたがOKを出せばもっと広がるとセスは言うんですねー。OKを出す=そういう仕組みであると受け入れる、ってことなので、少しでも皆さんのお役に立てれば……と、こうしてブログを書いてます。

ちなみに当然ながら、あくまでも「この世界=現実」という人生を送っている以上、いくら多次元的存在からの情報をゲットしたとしても、それで万事が順風満帆♪ってことはないです。それだと「物質世界を堪能した」ことにはならないので。

ただセス曰く、我々が「あまりにも物質的現実に捉われ過ぎている」のを見かねて、メッセージを送ってきたそうな。というのも、「物質的現実と《内なる現実:本当の自分》の両方を理解し、建設的に利用していく」というのが、このVR人生の真の目的らしいので。ついうっかり「バーチャルに全フリ」しちゃったんですねー、本体が。さじ加減間違えたか?笑

そんなこんなで、システム上ついつい「本当の自分」を忘れがち・別個の存在と認識しがちなわたしたちですが、元々はもんのすごーーくパワフルな「創造者」ってことになりますね! セスの語りは半世紀前のものですが、今や物理学に神経科学、心理学や哲学といった様々な分野で探求されているテーマと、どんどん重なっていっています。ますます「世界の仕組み」が、もっと言えば「より幸せに生きるための仕組み」が明らかになりつつあることに、わたしは日々ワクワクしています。

わたしはそうした情報を、出来るだけ楽しく分かりやすく伝えることと、それらを「実際に」一人ひとりが「自分のために」役立てられるようなお手伝いをすることを、これからも「仕事」として提供していくつもりです。最近は「数秘」のご用命をいただくことが多いんですが、さすがうちのクライアントさんたちは鋭いな!

というのも、数秘を「より深く知る」ことは、あなたが《何を信じているか:belief》を自然と明らかにしてくれる→不要な思い込みは上書きできる→より好ましい現実をつくり始める流れになるからです。この続きは、また近いうちに!

こうして「思考は現実化」する

思考が現実化する仕組み

このイラストを書くにあたり、どーーしても日本語訳だけでは不確かなところがあったため、とうとう原書にも手を出してしまった……さすがにまたイチから英語で読む体力と気力はないんですが、思ってたよりずっとシンプルな英文で助かりました。といってもオリジナルにも「挿絵」はないので、上図はあくまでも「現時点でのひろかもの理解」と受け取ってください。

「あなたの現実をつくっているのは、あなた自身です:You Make Your Own Reality」

これがセスシリーズの中で、最もしつこく繰り返し強調されているフレーズです。本当にもーー何度も何度も登場するのですが、そのココロはつまり、

「あなたは自分のエネルギーが、感情や思考、情動に変換され、全ての経験を引き起こしているのだということを学び理解するために、肉体を持って存在しています。例外はありません。

と言うんですね(太字部分は、原書では下線を引いて強調)。別の言い方をすれば、それがこの「物質世界における共通の表現システム」であり、わたしたちは物質世界という枠組みの範囲で、本来自由に創造できるのだと言います。

なので、まず最初にこの「システム」を理解し【自分がたった今、どのように自分のエネルギーを世界に向けて放っているのかを知る】重要性を、セスはあの手この手で説いてくれてます。その一番とっかかりの部分をイラストにしてみました。

ポイントその1:わたしたちの本体は「エネルギーそのもの」であり、それぞれに「独自の表れ方:feeling-tone」がある。

このfeeling-tone(日本語版では「感情のトーン」となっていますが、わたしは「(世界のあらゆるものに対する)感じ取り方」と捉えています)こそ、最も根底にある「自分らしさ」と言っていいかと。いわゆる性格というよりは、エネルギー体としての「波形」に近いと思います。

ポイントその2:自身のfeeling-toneをベースに世界と関わる中で、さまざまな「観念/信念:belief」を作り上げ、いくつかの核:coreとなるbeliefから派生するような構造を持つようになる。

平たく言えば、belief=そうであると自分が信じているもの/こと。「お金がないと生きていけない」とか「年をとると弱っていく」とか「わたしは愛されている/いない」とか、言語化されないレベルも含めてのあらゆるもの/ことを指します。

ポイントその3:自らが「そうであると信じている:belief」を土台に、絶え間なく「思考:thoughts」や「感情:feelings」「情動:emotions」が生成されている。

ま、これは分かりやすいですよね。イラストには描いていませんが「イメージ」も同じように、自らのbeliefに従って思い描かれています。で、ここからが本番。笑

ポイントその4:これらには全て【電磁的実体:electromagnetic realities】があり、外の世界である「場」に影響を与えている。似たような質を持つ電磁的実体はお互いに引き付け合って集団になり、「出来事」や「状況」つまり【あなたの経験=個人的現実】を作り出す。

原書では「空気:atmosphere そのものに影響」とあるのですが、2020年の今なら「量子場:quantum field」って言っちゃってイイと思います。セスがしばしば「あなたがたの言う《空間》というものはない/間違っている」と繰り返しているのも、わたしがそう判断する理由です。

ぶっちゃけこの部分に関しては、まだ「現代の地球の科学」によって証明はされていません。ですが「思考が電磁的実体を持つ」こと自体は、脳波が計測できることからも明らかでしょう。そして「電磁力が場に影響を与える」ことも、皆さん既にご存知です(理科で電気や磁気を使った実験、いろいろやりましたよね?)。

また、わたしたちの思考の「指向」が、実際に世界をどう見て受け取っているかを左右することは、数々の実験で証明されています。記事の最後のリンクも合わせてご覧ください。

ポイントその5:あなたの「自我:ego」は、外側の枠組み=物質世界にフォーカスを定める役割を果たしている。しかし実際には「本体:entity」と常に繋がっている。切り離されることはありえない。

えーーこの「自我と本体」の関係性については、次回に改めて書きますね。ここは【自己に限界はない:The Self Is Not Limited】という、これまたセスが何度も強調しているキーフレーズと大いに関係がある、最重要ポイントの一つなんです。

たとえ話を一つしておくと、両者の関係は「一つひとつの細胞と全体としての身体」みたいなものです。セス曰く「自我は絶え間なく変化し続け、死んではまた生まれ変わっている」のだと。わたしたちの身体を構成する細胞は5年前とは相当数入れ替わっているはずですが、にもかかわらず「自分の身体」と認識し続けていますよね? 一つひとつの細胞もまた、間違いなく「わたしの」細胞ですよね? そして細胞は常に「本体」から生成され、本体の活動を維持するために働いているのです──

わたしたちが「経験する現実」は、わたしたち自身がつくりだしています。あなたが「現実を変えたい」と思うなら、まずは【自分が何を信じているのか】を知ることから始めるしかありません。

・・・

前回の「あなたが『自分』だと思っているのは、単に『3次元限定で見た時のビジョン』かもしれない説。」については、その後偶然知った「二人目のセス」の動画(TED2017)を、ぜひご覧いただればと思います。名前とテーマを見て、自分の引きの良さにビビりましたわ。笑

「脳が音を聞いたり光を見たりしている訳ではありません。私たちが知覚するのは、世界で起きていることに関する『最善の推測』です」

【脳が「意識された現実」という幻覚を作り出す仕組み:Your brain hallucinates your conscious reality | Anil Seth】

2020年6月は4の年・1の月、一周回って「自分自身」に還る時。

新ボトル118番エコー・禅タロットI 存在・ヒーリングエンジェルシンボル10 成熟と知恵の天使

先月「6月になれば、現実(4)レベルでの「再スタート(6+4=10→1)」段階に入っていく」と予言した通り(笑)ようやく世の中全体があちこちで動き始めた感がありますね。

オーラソーマの新ボトル「118番:エコー」も、異例と言って良い速さで手続きが進み、6月1日より国内販売が開始されました。118も1+1+8=10→1で「新たなスタート」にピッタリ! サロンにも今朝入荷しましたよ。

この騒然として不安定な状況を受けてやって来たエコー、それは私たちが内なるゴールドを見い出し、自分自身を愛し、且つ恐れを手放すことをサポートするでしょう。

という書き出しで始まるマイク・ブース学長からのニュースレターには、ギリシャ神話に登場する「報われない愛」の物語が紹介されています。一言でまとめれば「エコーが不憫すぎる」っていうお話なんですけど、マイクはその「報われない」物語の最たるものは、実は自分自身の内側で起きているのでは?と問いかけてるんですね。

「不憫なエコー」はわたしたち自身でもあり、と同時に彼女にひどい仕打ちをする「ヘラ、ナルキッソス、パン」もまた、わたしたち自身の中にいるのではないか?と。

彼らの、特にヘラとパンの暴行は「愛されていない」という恐れと怒りによって引き起こされたことは明白です。にしても、エコーの受けた仕打ちは理不尽すぎる。彼らがここまで激昂した、その背景にあるのはもしかしたら……

マイクの言う「内なるゴールド」というのは、オーラソーマ®特有の表現で【自己価値】や【叡智】を意味します。実はエコーボトルが届いた時、ブログのネタ用にと禅タロットの「I:存在」と、最近また使い始めたヒーリングエンジェルシンボルの「10:成熟と知恵の天使」を用意していたところだったんですよねー。どちらもエコーのメッセージにピッタリ! とりわけヒーリング〜のカードに書かれている

“I am getting closer and closer to my inner wisdom.”(わたしは自分の内なる叡智に、だんだんと近づきつつある)

なんて、まさに「内なるゴールド」への旅路ですやん! そしてその旅は自分自身との繋がり、自分への確かな信頼を取り戻す道のりなのです。数秘ともピッタリや!笑

inner wisdom(内なる叡智)とは、外から入ってくる「知識」や「情報」ではありません。それらをどう受け取り、見極め、どのような行動をとるかという「知性」や「品性」あるいは「勇気」であり、学歴や成績、社会的地位とも必ずしも関係ない。と、わたしは思っています。

数秘の「1」は「自分自身:アイ アム」に通じ、そこには「存在」のカードが示すように【あるがまま】の純粋な質があります。これはただ原石のまま何もしないという意味ではなく、あなたという存在の「本来の質」の、最も純度の高い状態を表しています。

もしヘラやパンが【あるがままの自分】でも、自分は愛されるべき「価値ある存在」なのだという感覚を持っていたら……?「自分しか愛せない」ナルキッソスの内側にも、愛されないかもしれないという恐れが隠れていたのだとしたら……?

次の記事でわたしは「本当の自分」とは一体何者なのか、という永遠のテーマについて、最近加わった新たな知見をネタに書いてみようと思っています。あなたの知っている「自分」が、実は非常に「限定されたイメージ」かもしれないよ?という話です。あなたの【内なるゴールドを見い出し、自分自身を愛し、且つ恐れを手放すこと】が意味するストーリーが、まったく想定外の冒険に変わるかもしれませんよーん。

エコーボトルは当方でもお取り寄せ可能です。こちらのフォームまたは直接ひろかもまでお問い合わせください。税込5,720円+送料にて承ります。

わたしが50年、心底望み続けていたことは

世界の仕組みをわたしは知りたい

この世界の「仕組み」を知りたい。

ただシンプルに、それだけだったんだと思い至りました。

パンデミック以降、いくつかの仕事がなくなったり延期になったり、大幅な仕様の変更が必要になったりして、一時期は対応に追われてバタバタしていました。が、GW明けにひと段落ついた後、自分の中の何かが途切れてしまい、ほとんど仕事らしい仕事もせず、ずーーっと本を読んでいました。

世間では、ぼちぼち「再始動」の兆しも見え始めているというのに、個人周期2の年・7の月のなせるワザか(笑)自分に問いかけ続けるような時間が増えていきました。

「わたしは本当は、何をしたいんだろう?」
「これまでしてきたことと、何か繋がっているんだろうか?」

上の写真に写っている「セス・ブック 個人的現実の本質」という電子書籍をダウンロードしたのは、まだバタバタの途中にあった4/23。読み終わったのが昨夜、つまり5/16。700ページ弱というボリュームは確かに少なくはありませんが、人一倍「読むのが早い」わたしにしては相当時間がかかりました。毎日のように読んでいたけど、数ページ読めば「お腹いっぱい」という感じで、本当に少しずつしか読めなかったのです。

この本は日本語版こそ最近(紙版が2012年・電子版が2017年)ですが、原著は1974年初版と実に半世紀近く前!です。タイトルと表紙の帯コピーの壮大さに「ホンマかいな」と最初はスルーしてたんですが、何となく気になってポチってみたんですよね。Kindle Unlimited対象だったし、タダ同然で読めるなら……と。セコい。笑

この本は「セス」と名乗る存在が、一人のアメリカ人女性小説家を通して語り、女性の夫がその口述を記録したものとされています。いわゆる「チャネリング」ですね。

なのでまあ、それこそ「妄想大巨編」である可能性も十分あるわけです。が、読み始めてわたしはすぐ「あ、これホンモノだ」と直観しました。直観なので、論理的根拠はありません。でも、これが全て妄想だったとしたら完成度が高すぎる!というか、妄想で片付けるには無理があるレベルの整合性だし、特定の宗教や文化に左右されない「普遍性」を強く感じたのです。

時代的には「エドガー・ケイシー」や「(シルバーバーチの霊媒として知られる)モーリス・バーバネル」のほうが先なんですが、どちらとも毛色が違う感じ。先人をパクってる風でもなく(←失礼すぎ)セスはその普遍性ゆえ、驚くほど「現代的」です。古さを感じない。

実はこの本は日本語訳ではシリーズ2作目で、先に「セスは語る」という本が出てるんですね。で、今そちらも読み始めていますが、こっちは割とサラッと読めます(当社比)。ただ、わたしがずっと「知りたかった」ことは「個人的現実の本質」のほうに書かれていると感じています。

最初に書いたように、わたしは【この世界の仕組み】がどうなっているのかを、物心ついた頃から知りたがってきたのです──今にして思えば。そして、その「仕組み」に大きく関わっているのは「色とカタチ」であり、その両方に共通なのが「」であり、それらを探求・理解し、また誰かに分かち合うために「コトバ」が必要だった。それらを高いレベルで扱える必要があった。

残念なことに、人生の割と早い段階で「数学」特に「幾何学」につまずき、その余波で「科学」全般、特に「物理学」に、学生時代は興味が持てないまま過ごしてしまいました。

ところが大人になって改めて「色彩」を学び直すプロセスの中で「素粒子」や「周波数」に興味を持ちだし、パーソナルカラー&スタイルに出会い、オーラソーマ®に出会い、そこで数秘に出会い、数のシンボルとしての図形に出会い、長らく敬遠してきた「立体」にも手を伸ばし始め……というタイミングで、自身に問い直す時間がたっぷりと与えられ──

そうか、わたしはずっと「どうすればそうなるのか」「なぜそれはそうなのか」という、根本的な仕組みが知りたかったのか。

という、一番根っこにあった「望み」に気づくことが出来ました。

「仕組み」という意味では「なぜ今それが売れるのか」という「マーケティング」にもとても興味を持っていますし、一時期はセールスライティングを学んだこともありました。でも「セールスライターになりたい」とは思えなかった。オーラソーマもたくさんの人から「いつティーチャーになるの?(なること前提か 笑)」としょっちゅう聞かれた時期もあったし、パーソナルカラーは一時期ずっと「養成する側」に立っていました(一応、今もそうですが)。

そのどれもにがっつりとコミット出来ない自分を「中途半端な何でも屋」だと思ってきましたけど……単に「そのどれでもなかった」だけでした。

と言っても、やってきたことを全部手放そうとしているわけではありません。むしろ何一つ手放すことなく、これまでのツールすべてを「人生を根っこから改善する」手段として使っていこうと思っています。

この半年ほど読み漁ってきた「思考と現実と量子力学」に関する情報も、セスの語る「より大きな視点」で統合合併されつつあります。そしてこれはもう根本的な話になるんですが、結局のところ、この次元で理解できることには限界があります。二次元の平面世界では、三次元を「シミュレーション」できたとしても、本当に「体験」することは不可能です。その意味で、どんな科学も今いる次元以上の世界を本当には解明できないでしょう。

わたしたちの住む世界は3Dの立体が時間軸に沿って変化し続ける「四次元」世界ですが、時間を見たり触ったりは出来ません。その一方で「思考(を生み出すマインド)」は過去・現在・未来を瞬時に行き来したり同時に並列に扱うことが出来ます。その意味では四次元を超えているようにも見えます。が、その特性を十分に活用しているとは言いがたく、むしろ「過去にとらわれる」とか「未来を心配しすぎ」というように、否定的にとらえることも少なくありません。

ですが、マインドを「今ここ」で「建設的に」使うことこそ、あなたの人生を根っこから改善する手段に他なりません。というのが、先人たちの知恵に触れ、自分自身の半世紀を振り返って得た確信です。

この確信はまだ育ち始めたばかりで、多分に「予感」に近いものなので、そのプロセスを促進するためにイエロー/クリアーの「70番:壮麗なるビジョン」ボトルを使うことにしました。色といい、番号といい、今のわたしにこれ以上ぴったりな一本はないでしょう。今、リンク張ろうとしてOAUのサイト見たら、一番下に「特質: 『自動書記』が始まるのを助けます。」という一文があって吹きました。笑

ここでいう「自動書記」は、自分自身の「存在」と繋がって何かを表現する、という意味でしょう。自分以外の「誰か」ではなく、より高次の自分自身としての「存在」と。

そして多分、どんな人もこれからは、そうした「自動書記」的な自分自身とのより深いコミュニケーションをとり、本来の資質をめいっぱい磨くことが「生きがい」であり真の「成功」になっていくんじゃなかろうか。世界はたった数ヶ月で劇的に変化しました。もう「前と同じ」には戻らないし、戻りたくないと思っています。あなたは、どうですか?

2020年5月は4の年・9の月、今あなたが「終わらせる」べきものは?

9の月=完結・完了、手放して次のステージへ

今年のGW、わたしには「これまでのやり方を手放す」チャンスが何度も訪れていました。もっともその大半は、今回のウィルス騒動で「余儀なく」というものではありましたが、実際「チャンス:好機」でもありました。

ブログの更新が滞っていた一番の要因は、非常勤で入っている短大の授業カリキュラムの変更作業の締め切りに追われていたためです。口頭+板書なら5分10分で済む内容を、学生(しかも新入生対象なので「予備知識ゼロ」設定)が自学で理解できるようにと資料や課題を製作するのは、思っていた以上に骨が折れました。

でも、本当は以前から薄々感じてはいました──今までのやり方が、必ずしも「最善ではない」ということに。この20年、自分なりに培ってきたノウハウを決して出し惜しみしてきたつもりはなかったれど、その「出し方」にはまだ工夫の余地はある。でも限られた授業時間内で、1対100人越えのような大人数相手に、一方通行ではないやり方で……うーん。

と、例年ならここでストップしていたところ、今年は「対面での授業が出来ない」という土台からひっくり返る事態になっちゃった!

数秘で言えば、土台の4(2020年)+変化の5(月)=9:ステージ終了のお知らせですよ。ジタバタしてもムダ。だって9は、もう「これ以上はありませんよ」というサインなのです。

今、これを読んでくださっている皆さんの中にも、仕事や生活のスタイルを「変えざるを得なかった」人も多いでしょう。4月のうちは「出来ない・足りない」ことの多さに、焦ったり落ち込む日々も少なくなかったのでは?

それがいよいよ「もう今までと『同じ』には出来ないんだな」という地点に来たのが月を跨いだあたり。で、ここからです。ここからが、分かれ目。

本当は「終わらせてもいい」ものを手放すチャンスと思える人から、次のステージへと移っていきます。

たとえベストとは言えないものでも、慣れ親しんだスタイルや場所を手放し、新しい道を選択するのは勇気が要ります。それが生活の「土台」に関わるようなことなら尚更でしょう。

「元の生活に戻りたい」──本当に? 本当に「元通り」でいいの?

わたしがもし来週から「通常授業に戻ります」と言われたとしても、もう昨年のレジュメを使うつもりはありません。連休中に作った課題を、対面授業になっても使っていこうと考えています。予備知識のない学生が自学出来るように工夫したんですから、そこに対面での生の講義が加われば、もっと理解が進むでしょう。課題を提出させればサボっている学生はバレちゃうので、単位が欲しければやるしかない。笑

「終わらせる」とか「手放す」というと、何かが無理やりもぎ取られるような、失ってしまうんじゃないかという恐れを抱くかもしれません。9が意味する「完結・完了」とは、終わらせるのに相応しいレベルまで育った何かがある、ということ。いわば「完熟:RIPENESS」状態なのです。

熟し切った果実には、もう樹上で出来ることは何もありません。自然の流れに身を任せるなら、やがてポロリと地面に落ち、そこで新しい苗床のための養分となるでしょう。形や場所は変わりますが、これまでに蓄えたものはしっかりと次に生かされていくはずです。

9の次は10、新たな位が始まります。そしてまた、1+0=【1】へと循環してゆきます。9は永遠の循環を示す8(∞)の一端がほどけ、0=あらゆるものが生み出される源へと還ってゆくプロセスを表す数です。

6月になれば、現実(4)レベルでの「再スタート(6+4=10→1)」段階に入っていくでしょう。それまでにあなたが「終わらせる」べきものを見極め、それをどのような形で「次に生かす」のか──改めて考えてみませんか?

あなたの「9から1へ」向かうプロセスを、オンラインでサポートします。「お家であんしん割」をぜひご活用ください。

2020年4月は4の年・8の月「お金」や「豊かさ」がテーマの今月、一番やっちゃなんねえ事は?

豊かさ=8=2×2×2
original photo by つくしんぼsan

ズバリ「足りない」という前提から始める、これがワースト。そうではなく、

「十分に有る」からスタートする。

お金もモノも、別に地球上から蒸発しちゃったわけじゃないでしょ? ちゃんと有るんです。有るところから、どうやって必要なところに流し、回して増やせるかを考えるのが肝ですねん。

数秘で「お金」や「豊かさ」を表すのは【8】ですが(2020年4月は2+0+2+0+4=8の月)、実はこの8の豊かさは「掛け算」で増えていくんです。

8=2×2×2

2は「応答する」そして「繋がる」数。1+1、あなたとわたし。これが倍々で増えていく時、エネルギーは一気に拡大します。いわゆる「バズった」状態なんかは、まさにコレ。

ところが最初に「足りない=マイナス」からスタートすると、-1の「わたし」がたとえ誰かと繋がっても±0。ゼロに何をかけても、ゼロです。

……という「数遊び」を脇に置いても、普通に考えて「無い袖は振れない」となったら、それ以上何も起きませんよね。でも、そこで食い下がって「いや、あるやろがい!」とプラスの状態からスタートさせて初めて、物事は成就の方向に向かいます。

一方、単に「有る→無い」へとエネルギーを引っ張ってきたところで、良くて±0、まだまだ「足りない」→さらに引っ張る→まだ「足りない」……と、どんどんジリ貧になっていきます。そう、このやり方(考え方)だと豊かさではなく「貧しさ」を生み出すリスクが高いんですよね。

個人レベルにせよ自治体、国家レベルにせよ、豊かさを生み出したいなら、まず「有る」ものに目を向け、それをしかるべき人々と「繋ぎ」、さらに「新しい価値を増やす」流れを作る必要があるんです。逆に言えば、その流れさえ出来れば、自然と豊かさは生まれ、広がっていきます。

わたしの住む滋賀県は「近江商人」のふるさととして知られていますが、彼らのモットーであった「三方よし」なんて、まさに2×2×2(2の三乗)ですわ。「買い手よし・売り手よし・世間よし」で「三方よし」なんですけど、すごく健全で創造的な考え方ですよね。一方だけが搾取したり、後ろ暗いことがなく、だから「いいぞもっとやれ」となる。信用の上に「応援」がくっついてきたらサイコーです。クラウドファウンディングは、そうした好例の一つですよね。

成功するクラウドファウンディングは、例外なく「新しい価値を増やす」オファーをしています。そりゃそうですよね。既存のものがあるなら、そっちにお金出したほうが早いし、自分にとって価値の無いものに出資する物好きさんは、そうそういないでしょー。

現実と向き合い、人生の土台を安定させる「4の年」に入ってから、転職や自営ビジネスに関するご相談が増えつつありましたが、4月になって一層、というかぶっちゃけそればっかりな状況です。うーん、さすが8の月。

思うように「8にならない」人の多くが、

● しょっぱなが「ない:マイナス」スタート
● 繋がること(によって返ってくる反応)を恐れる

というケースが多いのですが、そこをクリアしてるのに広がらない……のだとしたら、三つ目の

新しい価値を増やす

という発想が突破口になるかもです。で、これもまた「既に有る価値」を正しく認識することから始まるわけで、やっぱり一番の悪手は「ない:マイナス」スタートかなーと。

自分(たち)に出来ること、で、相手(そして世間)が喜ぶ「新しい価値」が増やせないだろうか?

今より面白くて豊かな世界、わたしは作り出せると思ってます。カギは【創造性】、数秘でいう【3】。あなたのチャートに3がなくても、創造性は一人ひとりに独自のスタイルで備わっています。使っていきましょ、惜しみなく!

あなたが生み出せる「新しい価値」の可能性、探ってみませんか? 今ならオンライン限定の「お家であんしん割」使えます。

あまりにも首がカユいので、禅タロット引いてみた。

禅タロット3枚引き

いわゆる「自粛疲れ」からなのか、気がついたら襟ぐり付近の首を掻きむしっていたようで、ダンナに「どうしたん?!ドラキュラに血ィ吸われたん?」と物騒な驚き方をされました。なわけあるかーい。単にアトピー体質が発動しただけざんす。

とはいえ、一度「カユい!」が発動すると、なかなか治まらないのでやっかいなんですよねー。我慢するのもストレス、搔き壊すのもストレス。眠りも浅くなって、こりゃちょっとヤバいなー。でも今の時期に病院行くのも、自己判断でへタに市販薬使うのも避けたいなーと思った時に、ふと

「そんなわたしに今、何が起きているんだろう?」

と、禅タロットを引いてみる気になったんです。何しろこのカード、わたしの中では絶対外さないという強い信頼感があり、少なくとも「気休め以上」のサポートにはなるはず。と思って3枚引いてみたのが、上の写真です↑

左から、
● 既に知っていること(顕在意識)/変化
● まだ気づいていないこと(潜在意識)/比較
● それらを通して浮かび上がってくるもの(洞察)/抑圧

見た瞬間、わはは!と声に出して笑っちゃった。やだもう、そのまんまやん。

左の「変化」は唯一の大アルカナで、この中でのキーカード。思いっきり「外側の変化に振り回されている」やんかー。さらに中央の「比較」ね。これまた誰の何と比べて焦ってるんだか……あーあ。笑

ラストの「抑圧」なんてもう、言わずもがなですがな。爆発する前に、気付けて良かったねえ。でも一方で「爆発」出来るほどのエネルギーが、わたしの中にはある。そういう見方も出来るんです。そこで次に、

「このエネルギーを有効に、特にビジネスに生かすために、わたしが気がついておく必要のあることは?」

と問いかけつつ引いた5枚が↓こちら。

禅タロット5枚引き

● 中央 問題(の核となるもの)/開花
● 左 まだ気づいていない内的影響/マスター
● 右 既に気づいている外的影響/アウトサイダー
● 下 解決するために必要なこと/冒険
● 上 解決:理解/反逆者

おーー!そう来たかあ!!

これね、左右のカードがめっちゃ対照的でしょ? かたや「自分自身のマスターであれ」と促すカード、かたや「どうせ自分なんて……」といじける「子供」のカード。年齢も、人物の身体の向きも、正反対。

上下のカードも「大人と子供」という点では「正反対」なのですが、どちらも「より新鮮で自由なほう」へと動いていくカードなんですよね。そこには多少のリスクもあるけれど、それを恐れて何もしないまま「いい子ちゃん」でいるつもり?と、痛烈に問いかけられた気がしました。

アウトサイダーのカードでは、扉のチェーンの鍵は外れています。そのことに「子供」は気づいていないかもしれないし、気づかない“ふり”をしているのかもしれません。そして最後に「解決:理解」の位置に出た反逆者は、自分を縛り付けてきたチェーンを自ら断ち切っています。ここも正反対。笑

結局のところ、わたしの「問題」は自分が「花開く」ことへのためらいであり、開花しても誰も見に来てくれないんじゃ……とか、今の時期にのんきに花を咲かせてていいのだろうか……といった、しょーもない思考で自分を縛りつけていたことだったんですね。そうやって「抑圧」されたエネルギーが、必要以上にヒスタミンを分泌させていたのかもしれません。

カードを引いてすぐ、いくつかのお仕事の引き合いがありました(ありがとうございます!)。首はまだカユいですが、傷はふさがりつつありドラキュラにはならなくてすみそうです。

そうそう、写真にも写っていますが、タロットクロスを新調しました。深いロイヤルブルーが気に入っています。クロスが新しい分、カードの年季の入りっぷりが目立つぜ……こちらも新調しようかな?

先の見通しが立たない時って、どうしても悶々とエネルギーが滞りやすくなりますね。簡単なストレッチで身体をほぐしたり、ゆっくり湯船に使ったりして「抑圧」しないように気をつけていきましょー。どうしてもグルグルしちゃう時は、オンラインで禅タロットも良かったらお試しくださいな。

ユニバーサルナンバー=世の流れは「今月いっぱい停滞モード」、さて「あなた」の流れは?

original photo by チョコラテsan

2020年3月は、2+0+2+0=【4】の年 +3=【7】の月。4の年は、一言で表すなら「今起きている現実をちゃんと見る」時。その7の月にあたる今月は「学び、理解を深める」フェーズなので、

不安からの焦りでやみくもに動くより、いったん立ち止まって「今、何が起きているのだろう?」と問い直してみる

「賢者」の振る舞いが、世の中を落ち着かせていく。と読めます。が、これはあくまでも「本来の意味するところ」であって、実際には数のエネルギーが過剰や不足に傾くケースも往々にしてあります。

「デマ」や「不確かな情報」から「不安」が広がった最近の状況はまさに、本来は「現実」そして「安定」を表す【4の不足】と言えますし、冷静に状況を見つめ、疑問を呈する「賢者」の【7も不足】気味……。一方で「必要以上のストック」や「やたら辛辣に批判する」一部の動きは、前者が4・後者が7の【過剰】なエネルギーの結果です。

いずれにしても「安定」の4と「内に向かう」7の組み合わせである今月いっぱいは、世の中全般的にパーッと軽やかに上昇する気配はなさそうです。

で・す・が、あなた自身の流れ=個人周期数はまた、別のサイクルで動いています。世の動きを無視は出来ないにしても、あなたは「こんな時だからこそ、思い切って動く」時かもしれないし、今から「新しいプロジェクトの種を蒔いておく」必要があるかもしれません。

計算方法は簡単で、お誕生日を迎えた直近の西暦+生まれ月+生まれ日を足し、1〜9の一桁になるまで足しあわせたものが、あなたの個人周期数になります。例えば「1月28日生まれ」の人なら既に今年のお誕生日を迎えているので「2+0+2+0+1+2+8=15→1+5=6」となりますし、まだお誕生日が来ていない人は、昨年の西暦(2+0+1+9+)で計算します。

ザックリ言うと、個人周期数「1=新たなスタート」「2=受け入れ、ともに行く」「3=創造的に楽しむ」「5=自由と変化」「6=自らの真実に従う」「8=パワーと豊かさ」「9=完結、手放し」の年、と見ます。4と7については、上記の内容を参照してね。より細かく流れやタイミングを読みたい時は、月や日単位での周期数も出せます。

でね、こうした「自分のサイクル」を踏まえた上で、「自分らしいスタイルで生きる」ことが大事なのよ。こっちは「生まれた時の名前」をもとに出した数字の組み合わせ(ハート数・人格数・表現数)で、わたしは読み解きます。必要に応じて、その他の数字や別のチャートも併用します。ご興味ありましたら、ただ今オンライン特割キャンペーン中ですのでご検討ください♡笑

ここしばらく、転職や離職、独立などのご相談が増えているのも、世の中的に「人生の土台を見直す」4の年・7の月の流れからかなーと思っています。先が見えない不安に意識を向けるか、今だからやれることを今の内にやろうと考えるか──その選択権は、あなた自身にありますよん。

B117PANもCOVID-19も全方位にパワフル!だからこそ「あなたの意識」は今、どっちに向いてる?

117番パンはハンパなく創造的なのだ

お疲れさまです。

写真は昨年の11月11日(グリニッジ標準時間の)11:11に誕生した117番:パン。111番じゃないんかーい!と思うかもしれませんが(笑)このボトルには117がふさわしい、としみじみ感じます。

ボトル名の「パン」は、食べるbreadではなくて、ギリシャ神話に登場する「牧神パン(パーン)」のこと。半人半獣でヤギのような角を持ち、彼が突然雄叫びを上げるとその場に混乱と恐怖を引き起こしたため、その名は「パニック:panic」の語源としても知られています。また一方では「全て(pan)の神々を喜ばせた」という逸話もあり、英語でpan−は「全〜:all」や「総〜:universal」を表す接頭語にもなっています(例:パン-パシフィックなど)。

このボトルを少し前に使った時の印象は「現実化の勢いがハンパねえな」でした。もうね、チラッと「頭に浮かんだ」レベルの想念でもすぐ現実になる。良くも悪くも。

上層のターコイズ=創造性の色、感覚や感性を通しての表現の色であり、下層のレッドは物質・現実世界を表す色。これを朝晩シェイクして混ぜ合わせて身体に塗ってたんでねー、まあそうなるよねー。

そうこうしているうちに例の新型ウィルス:COVID-19が登場し、あっっと言う間に全世界を席巻しつつあるわけですが……ウィルス自体の情報も錯綜する中、マスクやトイレットペーパーが一斉に店頭から消えたり、ネットでの高額な転売騒動が起きたりと、まさに “PAN” !

先日オーラソーマ®・アカデミーのマイク学長も、ボトル名を「パンデミック:pandemic」に関連づけたメッセージをFacebookに投稿していましたが(もちろん、ボトルとウィルスは何の関係もないですよ、念のため。笑)わたしがパンボトルを使っていた時の「現実化の勢い」を思い返すと、今の時期に

わたしたち一人ひとりが、どっちに意識を向けているか?

が、ものすごーーくものすごーーく重要なんだと思うのです。

ボトルナンバーの117は、合計すると1+1+7=【9】。実はCOVID-19も、アルファベットを数字に変換すると3649419→足して36→【9】なんですよね。3・6・9は全て【3=創造性】の倍数。そして数秘の9には「完成(に向かう)」という意味がありますが、それには9の「あらゆる方向にエネルギーを向ける」質と深く関わっています。ビジュアルで言うと「完璧な球体になろうとしている」感じ。

9は、1〜8までのどの数字よりパーフェクト(10割・100%)に近いけれど、永遠に到達は出来ない(99.99999……)数です。それでも出来る限り近づこうと、まんべんなく全方位(=pan-)に向かうんですよ。それだけパワフルなんです。

だから無意識に、やみくもに動けばパニックにもなりかねない。あらゆるものがごちゃまぜになる「カオス」も、数秘では9によって象徴されます。でも「全方位に向かう」からこそ、9は「寛容」と「共感」のシンボルでもあるのです。

必要なのは、自分の「外側で起きていること」に巻き込まれないための、健全なスペース。全体を見渡せる、客観的で公正な視点。

一桁の最後の数である9には「完了・完結」という意味もあります。冷静さと寛容さを保ちつつ、1日も早い事態の収束を一緒に祈りませんか? わたしたちの創造性を【3=喜び】のために使いましょうよ。9=3×3なんですから!

3/15(日)まで、オンライン限定で【お家でのんびり割】適用中。数秘、オーラソーマ、禅タロットをお得な価格でご提供しています。