ぼちぼち折り返し地点が見えてきた2+0+2+5=9:寛容と手放しの一年、皆さまいかがお過ごしですか?
先月は「脱皮」のチャンス月間でしたが、あなたの世界は広がったでしょうか。
「ああ、こんなのもアリなんだなあ」と思える出会いが一つでもあったなら、今月のテーマにもポジティブに取り組めそうですよ。
数秘での【6】の主なキーワードは【愛】と【調和】。チャートのどこかに6を持つ人は、自分と他者、あるいは自分を取り巻く世界が「心地良く整っている」状態を好みます。
困っている人や礼節に欠ける人を見過ごせなかったり、未熟で不揃いな状態を美しく整えようとするでしょう。独自の【美意識】をお持ちの人も多いですね。
上の3枚の禅タロットはすべて【6】番のカードですが、それぞれ雰囲気がかなり異なります。左から順に、
- The Dream:夢[小アルカナ・水の6]
- The Lovers:恋人たち[大アルカナ6]
- The Burden:重荷[小アルカナ・雲の6]
──パッとあなたの目を引いたのは、どの一枚でしたか?
今月は「人間関係のバランス調整」にスポットライト
が当たる時。バランスが崩れていれば、それを本来あるべき状態に戻そうとするエネルギーが働きます。
左端の「夢」のカードは、一見ロマンティックで美しいのですが、あくまでもこれは少女の「夢」に過ぎません。
「あーー誰か素敵な人がやってきて、冴えない日常からわたしを救い出してくれないかしら」
……自分の身長より遥かに長い裾のドレスを着た彼女は、立ち上がって自ら王子様を探しに行く気はなさそうですね。笑
一方、右端の「重荷」のカードでは、分かりやすく「指図する人」と「される人」の上下関係が描かれています。
なぜ下になっている人は、既にボロボロに疲れ果てているのに、他者を背負って崖を登ろうとしているのでしょう?
なぜ上になっている人は、杖があるのに自分の足で登ろうともせず、おんぶされているのでしょう?
……一番上で偉そうにふんぞりかえっている雄鶏は、何サマ?笑
これら2枚に比べると、中央の「恋人たち」のカードは左右対象で「バランス良く」見えますね。
恋愛中の人なら「一つに溶け合った」ハートに心惹かれるかもしれません。文字通り一心同体の恋人たち……
でも、その「理想」が一方通行だったら?
愛だと思っていたその感情は、相手を思い通りにしたい「執着」と紙一重かも。
パートナー、親子、職場やプライベートの人間関係に
常にイライラあるいはビクビクしているなら、そこには何かしらの「不調和」が生じています。
「自分さえガマンすれば……」「いつか分かってくれるかも……」
そんな風にやり過ごしてきた人も、今月の【バランスを取り戻す】流れの中では限界がありそう。
6には【ハートに正直な選択をする】というキーワードもあります。
その「ガマン」も「期待」も、そろそろ手放すタイミングかもしれませんよ。
「アンバランスな関係性」にお悩みのあなた、あなたと相手の生年月日で「本来のバランス」を読み解いてみませんか? パートナーシップや親子関係(あなたが「子」の場合も)に、新たな視点が生まれるのでオススメです。
