「カードの引き方が絶妙! 質問が、的確!」

水中に差し込む光

ひろかもさん! すごいですー

今日、まさに今日、この4ヶ月くらい動かなかった案件が動きだしたときに、ひろかもさんのメールを読めました。

相変わらず、予想を超えてグッとくる内容でした。
ありがとうございました!

そしてひろかもさんのカードの引き方の絶妙なこと!
質問が、的確!

これがですね〜ひろかもさんを信頼するところなのです。

そして、メールの一文字一文字の密度があって、 単にシンプルなだけではなく、簡潔な、しかし味わいのある表現で書いてくれてる。

また、今日を消化して、オンラインセッションの予約をしたいと思います。


ありがとうございました。

しあわせ運ぶ フォーチュン・メールセッション」のご用命と、いただいたメッセージの転載をご快諾くださったTさん、ありがとうございました。

このところ、立て続けにいただくメールセッションへのリクエストが、

「今のわたしに必要なメッセージが欲しい」

なんです。その中でも2パターンに分かれていて、

  • 特に悩みはないけど、何か言葉が欲しい
  • いろいろと事情があって、質問を決めかねている

いずれの場合も、ハッキリと「〇〇について知りたい」とはおっしゃってないんですね。だけどお申し込みフォームに書かれた文章をよーーく読むと、その人その人の「本当に知りたいこと」が浮かび上がってきます。

その「知りたいこと」に応じて、数秘やジオマンシー、京都タロットに禅タロット、その他のカードやメソッドの中から一つ二つ選び、

最もふさわしいであろう「質問」を投げかけます。

この「何を尋ねるか」がぶっちゃけ一番の肝なので、実はかなり慎重に吟味しています。直接のやりとりがないので、ここはセッション以上にエネルギー使ってますよーう。笑

現れたシンボルやチャートを眺め、いただいたフォームの文章をもう一度読み、《あなたのお役に立ちますように》と祈りながら、1,000文字強の文章にまとめ、写真やチャートの画像を用意して、完成!

なのでTさんのように「予想を超えてグッとくる」なんて言っていただけると、よっしゃ! と心の中でガッツポーズしちゃう。笑

「今、何かメッセージが必要」だと感じるあなたへ。

しあわせ運ぶ フォーチュン・メールセッション:3,300円

  • 京都タロット・数秘・ジオマンシー・Keys of Actionカードetc. から、ご相談内容に最適なツールを選んでリーディングします
  • ツールのご希望があれば、遠慮なくお申し出ください
  • あらかじめ作成されたテンプレメールではなく、あなたのために心を込めてリーディングする、完全オリジナルメールです
  • 今のあなたにとって大切なポイントを、読みやすい約1,000文字にまとめてお届けします
  • カードの写真も一緒にお付けしますので、メッセージと併せてご覧くださいね
  • 通常ご入金から3日前後でリーディング結果をお送りいたします

お申し込みは、こちらの専用フォームよりお願いします。折り返しお支払い方法や納期についての詳細をご連絡いたします。

あなたに最適のツールをアレンジ!「質問がまとまらない」ままでもOKです☆

アラビアンジオマンシー+禅タロットのコンボ

先月リニューアルしたメールセッション(しあわせ運ぶフォーチュンメール)、おかげさまで大変好評です。そしてわたし自身も、以前に増して楽しくリーディングさせていただいております!

その理由は「ツールを自由に組み合わせられるから」。

わたしがメールセッションで使うツールは、普段のセッションでは使わない秘蔵のカードやメソッドも含めて、とにかく

お客さまのお悩みを軽くするためなら何でも使う

スタンスです。だいたい、悩んでいる時ってどうしても思考がグルグルしちゃうので、質問そのものも「ちゃんとまとまらない」ほうが多いと思うんですね。

なので遠慮なく「そのまんま」投げてください。

わたくし元々「まとまってないものから要点を引き出して、整理する」ことが得意なんです。学生時代からずーーっと「教える」仕事をしていましたし、デザイナー時代も「つまり、こういうことですね?」というのをカタチにしてきた人間なので。

これまでも対面・オンラインに関わらず、セッションを受けてくださったお客さまからいただくお声は

「あーースッキリした!」が、ぶっちぎりNo.1。

メールの場合は「リアルタイムのやりとり」が出来ない分、お申し込みフォームに書いてくださったお言葉が頼り。どうぞ思いつくままに書いてくださいね。

そのお言葉の中から「ここ」というポイントを整理し、時にはツールやメソッドを複数組み合わせてリーディングいたします。

まずはメールで入口を見つけ、さらにオンラインセッションで深めるのもお勧めですよ! ぜひあわせてご検討くださいませ。

数秘+シンボリックモデリングで開ける「ジョハリの窓」

ジョハリの窓
illustration by johan san

1950年半ばに、二人の心理学者Joseph LuftとHarry Inghamによって提唱された心理分析モデル「ジョハリの窓」。

ジョセフとハリーで「ジョハリ」というイージーなネーミングはさておき(笑)他者との関係を通して自己を知るというこのフレームワーク、見たことor聞いたことあるーという方も多いんじゃないでしょうか。

元々はコミュニケーションスキルの向上のために発案されたものですが、最近はキャリアコンサルティングの一環として、自己分析や能力開発のツールとしても使われているようです。

実はこの「ジョハリの窓」と同等、あるいはそれ以上の効果が【数秘+クリーンランゲージ】で得られる

……と言ったら、驚かれますか? もしくは、ピンと来ない?笑

わたしが使う【現代数秘】の個人チャートには、ジョハリの窓で言う

盲点の窓:自分は知らないが他人は知っている自己
秘密の窓:自分は知っているが他人は知らない自己

に相当する数がいくつも出てきます。そして

未知の窓:自分も他人も知らない自己

にあたる数も。どの数がそれぞれの窓に相当するかは、その人の自己認識や自己開示レベルによりますが、すべての窓(数)に言えるのは

「知られていない自己」は「リソース:資源」として活用できる

ということです。要するに「知らないままではモッタイナイですよ」って話。

そしてね、「知っただけ」ではリソースにはならない可能性が高いんです。

ジョハリの窓も、最初に4つの窓を認識したら、その「境界線を動かす」ワークをするんですよ。分析して終わり、ではないんですね。

この「動かす」ワークを、わたしは【クリーンランゲージ&シンボリックモデリング】というコーチングの手法を使って行います。元々は心理療法(ベトナム戦争からの帰還兵のトラウマケア)として開発されたものなんですよー

といっても全然ムズカシイものではなくて、体験された方は皆さん

「面白かった!」「何これ不思議」「魔法みたい」etc.

と楽しんでくださってます。

例えば数秘で《物事を取りまとめ、場を回す才能がある》という数が出た、でもご本人には自覚がない、しかし言われてみれば「そういう役回り」になることが多いかも……という場合。

これまさに「盲点の窓:自分は知らないが他人は知っている自己」ですよね?

さらに、それをご本人は「才能」とは思っていない。だから積極的には使おうとしてこなかったり、自信を持って引き受けられない。モッタイナイ!

そこで、シンボリックモデリングの登場です。

「あなたが最高の状態で、その《物事を取りまとめ、場を回す才能》を使っている時、それは例えるなら何のようですか?」

(実際には、この質問に入る前にも何度かやりとりがあり、ご本人が「リソースとして活かしたい」と思っていることが大前提です)

ある人は、自分のこの才能を《交通整理》に喩えました。また別のある人は同じ数字を《ホテルの支配人》と表現していました。

この《何のよう?》に喩える時の表現が、人によって本当にさまざまで、仮に同じワードが出てきたとしても、ディテールはまったく違うんですよねえ。

「屋上から建物全体を透視していて、何か起きればすぐにスピーカーから指示が出せる」とか、ものすごく個性的! なのに本人にとっては「しっくりくる」んですって! それがどんなに非現実的なイメージでも。

そして「非現実的」なはずの、単なる「イメージ」のはずのこのワーク、不思議なことに、ちゃーんと現実とリンクしてるんです。また日常に戻った後、そのイメージ(シンボル)がさらに「進化」することもしばしば。

数秘リーディングだけならメールセッションでも承りますが、リソースとして発展させるワークは、対面(オンライン)でないと実践できません。

というのは、単に言葉のやりとりだけでなく「視線」や「ゼスチャー」も大いに関係があるので、あなたの姿が見えていないと出来ないんですよー

「閉ざされた窓」を開放し、リソースとして活用したいあなた、ぜひ一度試してみませんか?

大人だから楽しめる「絵本で秘密のビブリオマンシー」のススメ

絵本で秘密のビブリオマンシーの会

こんなご時世なので、大々的には開催できませんでしたが、この「こじんまり」感がちょうど良かった気がします。ご参加くださった皆さん、会場をお借りした布布(ふふ)さん、ありがとうございました。

ビブリオマンシー(書物占い)は初めて、という方ばかりでしたが、それぞれにご自分なりの楽しみ方を見つけてくださったようです。

途中から占いそっちのけで、ただ絵本に夢中になっていたような……大人になると「自分のために」絵本を読む機会って、なかなかありませんもんね。

わたしも久しぶりにゆーっくり絵本を楽しみました。いいですねえ、こういう時間。いろんな発見もありましたよ。

選んだのは「しんじゅのこ」と「かえるのかさやさん」の2冊。

「しんじゅのこ」は、琵琶湖真珠がテーマの絵本。挟み込んであった小冊子が何度も落ちてくるもんで、読んでみたらこれがまた良いお話で!

「かえるのかさやさん」は、完全にジャケ買いっていうか、まあ「かえる」には弱いもんですから。笑

で、この余白と、ひらがなだけのシンプルな一文にシビレました……! これね、自分の「仕事のやり方」について占った結果ですよ?

いやーーそうですよね!「あめの おとを きくのです。」うん、聞かねば。雨の日には、雨の音を聞くのです。晴れの日と同じことをしても、しかたないのです。笑

絵本ならではの豊かさを、堪能できたひとときでした。これはぜひ、大人の皆さんにこそ楽しんでいただきたいわー

おやつタイムの「ギリシャ文字占い」や「ルーンストーン」でも盛り上がりましたよ。

今回は「文字つながり」でこの二つをご紹介しましたが、また別の占いで遊ぶ会もしてみたいな。

会場の「帽子工房布布と小さな絵本の部屋」さんは、毎週木曜と第2・第4土曜の13:00-16:30、絵本スペースを無料で開放してらっしゃいます。

ビブリオマンシーのやり方もバッチリ覚えてくださったハズ! なので、気になる方はぜひ、お時間の合う時にお出かけくださいねー

「メッセージ、沁みました。救われる想いです」

しあわせ運ぶフォーチュンメールお届けします
photo by チョコラテ san

先日リニューアルした「しあわせ運ぶ フォーチュン・メールセッション」おかげさまで、連日ご依頼いただいています。ありがとうございます。

早々のフォーチュンメール、ありがとうございました。

いや、染みました……本当に。
メッセージにとても救われる想いです。

ハッキリと「ここが問題なんで、それを乗り越えたいんですよ!」みたいなのはないんだけど、「ちょっとだけヒントは欲しい」ってことは多々あります。

そういう時って、解決策を考えようってとこまですらいかなくて、かえってモヤモヤするんですよね……

いざ、そこを踏み出そうとしても、気軽に相談しやすい場所や方法って、意外とないもので。

「本日のご相談内容は?」から入る対面セッションは、ちょっとハードルが高いなあ、と思ってしまうんです……

その点フォーチュンメールは、誰にでも心理的なハードルなく申し込めるし、助けになる人がきっとたくさんいると思います。

わたしはとっても救いになりました。
ありがとうございました!

ご感想を寄せてくださったMさん、転載もご快諾いただき、ありがとうございました。

  • 明確な「問題」や「テーマ」というほどではないけど
  • 何かしら「ヒント」や「きっかけ」が欲しい
  • 顔を合わせて話すより、メールのほうが気楽

そんなあなたのお役に立てれば嬉しいです。「何か良いことないかな」「元気出したいな」と思った時に、お気軽にどうぞ。

しあわせ運ぶ フォーチュン・メールセッション:3,300円【5月末まで】

  • 京都タロット・数秘・ジオマンシー・Keys of Actionカードetc. から、ご相談内容に最適なツールを選んでリーディングします
  • ツールのご希望があれば、遠慮なくお申し出ください
  • あらかじめ作成されたテンプレメールではなく、あなたのために心を込めてリーディングする、完全オリジナルメールです
  • 今のあなたにとって大切なポイントを、読みやすい約1,000文字にまとめてお届けします
  • カードの写真も一緒にお付けしますので、メッセージと併せてご覧くださいね
  • 通常ご入金から3日前後でリーディング結果をお送りいたします

お申し込みはLINE公式アカウントまたはこちらの専用フォームよりお気軽にどうぞ。お支払いは、STORESからのオンライン決済もOK!

禅タロットのユニークさは、小アルカナに(も)あり。

禅タロットとウエイト版の小アルカナ比較

大アルカナが何故か23枚ある、ごく一部を除いて各カードに独自の名称が付いているなど、ユニークな特徴で知られるOSHO禅タロット

その独創性は「小アルカナ」でも、いかんなく発揮されています。

写真は上段が禅タロット、下段が伝統的タロット(ライダーウエイト版)で、同じカード同士を比較したものです。左から2枚目だけは、何となく似て見えますが、後の3ペアは「ホンマにこれおんなじなん?」レベル。笑

禅タロットの小アルカナは、伝統的なデッキ同様「4つの組:スート」から成り立っています。ただ、名称は少し違います。

  • 火:行動 → 火:ワンドに相当
  • 水:感情 → 水:カップに相当
  • 雲:精神 → 風:ソードに相当
  • 虹:身体 → 土:ペンタクルに相当

風の要素が「雲」で、土が「虹」というのがユニークでしょう? でもその理由を知ると「なるほど!」とヒザを打ちたくなりますよ。

伝統的な「風:ソード」は「剣」のモチーフで表現されます。思考は明晰であれば素晴らしいツールですが、手入れを怠れば使いモノになりません。

禅タロットの「雲」は、まさにこの「手入れを怠った剣」なのです。雲=頭の中のおしゃべりがモクモクと湧いてくるほどに、そこにとらわれるほどに、わたしたちの視野は遮られていきます……

でも「雲」であることの恩恵もあるんですよ?

禅タロットあるある・その3でも書きましたが、「雲=実態のないドラマ」ですからね。ドラマだと気づけば、雲は晴れます。

また「虹」は、単に「物質性・現実性」だけを表してはいません。

ぶっちゃけ虹も雲と同じく気象現象なんで、なんで「土」のエレメントが「虹」なの? という素朴な疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

ここでの虹は「地と空を繋ぐ架け橋」という意味を持ちます。地=物質的現実と、空=神聖なるものは別々に分かれているのではなく、常に繋がっているというメッセージなんですねー

ちなみに色彩学の講師でもあるわたしから一言付け加えると、「雲」のグレーと「虹」のレインボーカラーは、どちらも同じ「光」の色です。

前者はすべての色が混ざった状態、後者はプリズムを通した光が波長ごとに分かれた状態。そして「雲」も「虹」も、空気中の「水」が大いに関係しているのも、意味深ですねえ。ふふふ。

なお小アルカナも大アルカナ同様、すべてのカードに独自の名前が付いています。そして一枚一枚に、味わい深いストーリーが隠されていますよ。

解説書だけでは、なかなかピンと来ない人も多い禅タロット。感覚的な「雰囲気読み」だともったいなーい! ですよん。ぜひ「本来の意味」を知って、じっくり深めてくださいね。

講座は対面・オンラインとも1名より随時開講OK。タロット自体が初めての方も、既にプロとして活動中の方にも好評です。

オンラインセッション限定の夜間枠および深夜枠も、お気軽にご利用ください。カメラオフ・チャットでのやりとりにも対応します。

黙ってめくればピタリと当たる!? 噂のビブリオマンシー、一緒にやりませんか?

英和辞典でビブリオマンシー

ビブリオマンシー:書物占いのやり方は、とっても簡単!
用意するものは、次の2つ。

  • 質問
  • ピンと来た本を1冊

リラックスして心の中で質問を唱えたら、目を閉じて選んだ本をパラパラ〜ッとめくりましょう。

「ここだ!」と思ったところをパッと指差し、目を開けて飛び込んできた言葉が「答え」です。

月曜の昼下がり、あれこれとやるべきことはあるはずなのに、どうにもモチベーションが上がらない……「どうしたらヤル気スイッチが入るのか」を、ビブリオマンシーで尋ねてみました。笑

結果はまさかの【disfavour:不人気、不興】……えええ⁈

一瞬ドキッとしたけれど、実はまさに「不人気なこと」にテコ入れしようとしていた矢先だったので、なーるほど! と納得。

なぜ「不人気」なのか、その辺りをじっくり掘り下げようと思います。 

ちなみに今回使ったのは、なんと中学入学時(何年前かは聞かないでー! 計算しないでー!)に買ってもらった、研究社の「新英和中辞典」。

最近はすっかり「紙の辞書」を引く機会もなくなりましたが、電子辞書でビブリオマンシーは出来ませんからねえ。持ってて良かった!

さてさて、8/22(日)の「絵本で秘密のビブリオマンシーの会」残席3となりました。

絵本って子ども向けのものが多いけれど、その分言葉がていねいに吟味されているので、ストンと胸に入ってくるんじゃないかなあ。

今回わたしが使った辞書もそうですが、質問とは直接関係がなさそうな本のほうが、新たな視点を得られやすいのでオススメです。

もし「文字」ではなく「絵」を指差してしまったら……?

そこから何を感じ取れるか、ぜひあなたの感性と創造性をフルに活かしてみてくださいね。「色」の言葉なら、わたしも翻訳のお手伝いをしますので。

琵琶湖と比良山系にはさまれた、小さなアトリエへ遊びにいらっしゃいませんか? 参加費1500円、最寄り駅までは送迎いたします[詳細はこちら

禅タロットに、大アルカナが23枚ある理由

禅タロット大アルカナと解説書

それこそが【禅の超越ゲーム】というサブタイトルの意味でもあるんですけどね。

禅タロットの大アルカナは、0番の《THE FOOL:愚者》に始まり、21番の《COMPLETION:完成》で終わります。21番が「世界」ではないように、一般的なタロットとは、ほとんどのカードで呼び名が異なります。

ぶっちゃけ0番と、6番の《THE LOVERS:恋人たち》くらいですね。同じなのは。

そして0〜21のサイクルには属さない、ナンバーのないカードが存在します。

THE MASTER:マスター

このカードはよく「OSHOのカード」と間違えられる(確かに描かれている人物は「OSHOと呼ばれた人」の姿ではある)のですが、これは

他ならぬ《あなた自身》のカードです。

より正確に言えば《自分自身のマスターとしての、あなた》です。

タロットの大アルカナは、よく「螺旋(らせん)状の成長」に喩えられます。《愚者》である若者が、さまざまな経験を経て成長し、やがて《世界》というゴールに至る旅のプロセス。

しかしそれはまた、新たな《0=始まり》の入り口でもあって(伝統的なタロットカードには、21番のカードに0のシンボルが描かれています)再び若者は旅に出ます──これまでより「1段高い次元」へと。

でも、禅タロットが描く「旅のプロセス」は違います。

一見同じような「螺旋状」のシステムをなぞっている風に見えますが、螺旋の輪(0〜21)の「外」にいる《THE MASTER:マスター》が、この

螺旋の旅の「ショートカットキー」なのです!

あなたが《自分自身のマスター》となった時、あなたはもはや螺旋の輪の中にはいません。

「たった今、何が起きているのだろう?」

禅タロットは「鏡」です。そこに映し出されたあなたの姿を、ゆがみなく受けとめ、決してシリアスにならずに、ただ「何が起きているのだろう?」と軽やかに探求する時、あなたは《マスター》に一歩近づいています。

もしかしたら、文章だけではむずかしく感じるかもしれませんね。でも、一度「体験」すれば、この意味がよくお分かりいただけると思いますよ。

OSHO禅タロットの基本構成と、23枚の大アルカナ、究極の1枚引きと、オールマイティに使える3枚引きが1日で学べる「禅タロットクラス・パート1」は、オンラインでも受講できます。独学者や既にセッションを提供している人の「学び直し」も大歓迎です。

「わたしは自分自身のあらゆる側面を受け入れ、至福への扉を開きます」

120番ペルセポネ

七夕の前日に届いた新ボトル、120番ペルセポネ。

何となく「今じゃないなあ」と感じて置いてあったのですが、誕生日のこれまた前日が「獅子座の新月」だと知って、あ、今だ。と。

とはいえ占星術は専門外なので、詳しい「意味」を知っての「今だ。」ではないんですよ。いつものごとく「ふと、何となく」です。笑

自分自身の直感が、最善のガイドライン

が、オーラソーマ®の大前提ですからねー

実は少し前に、このボトルの名前「ペルセポネ」に「光を破壊する者」という意味がある、という話を聞きまして。

調べてみたら、確かにそのような記述がWikipediaにありました。Wikiによれば、一方でまた「目も眩むような光」という意味もあるとのこと。興味深い!

ペルセポネは、ギリシャ神話における冥界の女王。と言っても、ダンナである冥府の王ハデスに無理くり拉致され、不本意ながら一年の3分の1(半分説もアリ)は地下の冥府で暮らすハメになった気の毒な女神です。

彼女が地上に戻る時は「春の訪れ」となり、母である豊穣の女神・デメテルの娘にふさわしく「芽吹きの女神」と讃えられるのだけど、彼女が地下へ戻ると大地は凍てつき「冬の訪れ」となる……そして数ヶ月後、再び芽吹きの春が訪れ……

つまり誠に不本意ながら、ペルセポネは「破壊と再生」の両方を担う存在になってしまったわけです。しかしながら、いったん作物が枯れ果てる「冬」があるからこそ、土壌は豊かに肥えるとも言えますよね。養分になりますから。

……養分? 養分! それじゃん!!!

今まさに書いていて、脳裏をよぎったこのカード。OSHO禅タロット・大アルカナ《XII NEW VISION》。人物の「足元」に……見えますか?

禅タロット《XII NEW VISION》とペルセポネボトル

これは「かつて《わたし》であった存在」。過去の自分自身の、受け入れがたい、なかったことにしたかった側面

禅タロットの解説を、改めて読んで震えました。

……地に閉ざされた自分の根から起き上がり、閉ざされることのないものへと飛び立つ翼が生えています。

こんなん、ペルセポネやん。

しかもこのカード、12番なんですよ。ペルセポネボトル、120番。何の因果でしょう。ただの偶然だったとしても、わたしゃこだわりますよ。笑

だってね、解説の後半は、こんなふうに続くんです。

……それらは共に存在し、闇と困難なことは光と楽なことと同じくらい必要なのだ、ということが体験からわかるようになったとき、世界を見る私たちの視野はまったく違ってきます。

もう、まんまペルセポネやーん。

ペルセポネは、自分を冥界へとさらったハデスに抵抗できなかった自分を、許せなかったかもしれません。本来は「目も眩むような光」を大地に注ぐ、芽吹きの女神なのに。自らがその「光を破壊する者」でもあるなんて!

だけど、彼女が地下へ閉じ込められなかったら。世界に「冬」が訪れなかったら。

わたしたちは今よりずっと単調で、滋養の少ない実りしか手に出来なかったでしょう。

光の強さと、闇の深さは比例します。その両方を司るペルセポネの存在は、わたしたち自身にも、その「両方の側面」を──特に「闇である側面」を受け入れることを、勇気づけてくれるのではないでしょうか。

闇もまた自分自身の一部であり、だからこそ「豊か」であり得るのだ、と。

タイトルのフレーズは、わたしのオリジナルのアファーメーションです。英国本部からのプレスリリースと、ペルセポネのWikiを読み返しているうちに生まれました。

わたしは自分自身のあらゆる側面を受け入れ、至福への扉を開きます

もしあなたの「内なるガイドライン」が、このボトルに強く誘うのなら……きっとあなたも扉をノックするタイミングなのだと思います。どうぞその手に取って、確かめてみてくださいね。

ボトルのお取り寄せや、コンサルテーションへのお問い合わせは、こちらのフォームよりお気軽にどうぞ。ただいま在庫が1本あります。

あなたの禅タロット、どんな「順番」で並んでました?

新品の禅タロットの並び

つい先日、あまりにも年季の入ったデッキを買い換えまして。今日改めてちゃんと見てみたんですが……

カードの並び順が、まさかのランダム梱包。

いや待って、これ検品大変すぎない? もしくはわざわざシャッフルしてから梱包してるの??

実は当初、一番上が《CONSCIOUSNESS:意識》で、その次が大アルカナの《0 THE FOOL:愚者》だったもので、てっきり「あえて一番上に《意識》のカードを持ってきて、あとは順番通り」だと思い込んだんですよね。

(なるほど、常に意識的であれということか……くーー、シビれるぅ!)

などと勝手に感動してたんですが、関係なかった(爆)
とはいえ、ランダムだったとしても、この並び……

「これも何かのメッセージでは」

とか、つい思っちゃいますよねー。笑
今回は「新品」だったので、特にそんな風に感じてしまうなあ。まあでも、

この後に出てきたカードが《MIND》だったっていう

オチが、さすが禅タロットさん。一切のブレなし。

余談ですが、新旧のパッケージを比較すると、こんなに違うんです。ちっさ! と思わず声に出ましたもん。笑

カードの大きさは同じなので、ひとえに「解説書」のサイズの違いによるものですね。

新版は本っ当ーーに! 文字が! 小さい! ので、大人の皆さまは「解説読む用」に公式アプリを併用されることをお勧めします。

カード自体の大きさは同じ。裏面の柄の色味が違いますが、これはまあ慣れると思います。何よりも

カードの黒いところが黒いことに感動

しますね。年季が入ってくると、どうしてもフチが白っぽくなってくるので、濃い色のマットの上に置くと「使用感」が目立つんですよねえ。

とtwitterで呟いたら「それがカッコいい」とレスしてくださった方がおられましたが(ありがとうございます!)ソリも強くなってきたので、新しいのを下ろそうと思いまーす。うきうき。

もしあなたも「新品」を購入されたら、ぜひ「カードの並び」をチェックしてみてね。何か面白い発見があるかも。

既に持ってるよーという人も、「今日の並び」でリーディングするのも新鮮かもしれませんよ。

お盆期間も休まず営業します。オンラインでのセッションクラスも随時受付中!