
去年の11月下旬からスタートして2ヵ月、毎日コツコツ……ではなく、「その気になった時に過集中で一気にやっつける」自らの特性を活かしてのクリアです。笑
このU-CANの通信講座は、心理職を目指すようなハイレベルのものではなく、
- 自分自身や周囲の人に何らかの発達特性の偏りがあると感じている人が
- その特性に対する理解と、日常的な対策/サポートが出来るようになる
ことを目的とした、コンパクトな内容です。
受講の直接的なきっかけは、クライアントさんやそのお子さん、あるいはパートナーの方が「発達特性の偏り」が原因で「困っている・苦しんでいる」人に出会う機会が、近年とても増えたこと。
そこでセッションを通して、より適切なサポートが出来るように《情報をアップデート》したかったからです。
わたしが【発達障害】という言葉を聞いたのは、今から16年前の2010年、財団法人メンタルケア協会主催の「メンタルケア・スペシャリスト養成講座」を受講した時でした。
当時、クライアントさんの中に「うつ病」を始めとする精神疾患で通院歴がある方や、何らかのメンタルの不調を訴える方が時々いらして、医療職ではない自分が適切に対応出来るすべを学ぼうと思ったのです。
そこで講師の先生から、
「人類みな発達障害ですよ」
と朗らかに言われたことに、結構衝撃を受けまして。配布された資料に書かれた特性リストに当てはまる項目も多く、
……確かにわたしも《少しは》偏りがあるかもしれん。
と思ったものの、「障害」と言えるほど日常生活に支障がある感覚はなかったため、あくまでも「そういう人たちがいるのね」という認識に留まっていました。
さらにその翌年、今度は大津市が主催する「精神福祉ボランティア養成講座」を受講し、コロナ禍までは研修を受けながらボランティア活動も実際にしていました。
保健師さん同席のもと月に1〜2回、精神疾患を抱えた方とトランプ遊びや世間話などをするという活動で、研修の一環として就労支援施設で利用者さんと一緒に食事を作ったこともありました。
その施設には「ASD(自閉スペクトラム症・以前はアスペルガー症候群と呼ばれていた)」の方がいらして、事前にスタッフの方から「あの人はこだわりが強いんですよ」と言われていたのですけど、わたしの目には「ごく普通」に見えてたんですよね……。
……実は別のボランティアの現場で、「初対面の保健師さんに、何も聞かれずに『当事者』側の人認定」された、ということがありました。その時は気づかなかったんですけど、2回目にまた同じ扱い(利用者名簿に署名するように言われた)を受けた時、ベテランボランティアさんが
「あ、この人は利用者さんじゃないですよ」
と言ってくださって、保健師さんがハッとされて。何となくこの辺りから、自分でも「……もしかして?」と思うようになったのでした。
そして、その「?」が「!」に変わったのが、このブログにもたびたび登場する「クリーンランゲージ」を本格的に学び始めた時だったんです。
レッスンでの練習セッション中、
- 相手の言葉を「聞きながら書く」時に、頻繁に書き損じる
- 相手の言葉が(特に話し始めや周囲がザワザワしてる時)音としては聞こえてるけど何言ってるかが分からない
- 「15分後経ったら交代」と言われて時計を見るが、それが何時何分なのかとっさに分からない
- 「全部書き留めなくていいよ」と何度言われても、何を省いていいのか分からない
このような事態が頻発し、わたしはかなり自信をなくしてしまいました。
すごくいい手法だと思ったのに、自分には向いてないのかも……。
ティーチャーや仲間は「そのうち慣れるよ」と励ましてくれたのですが、何ヵ月経っても一向に改善されませんでした。
そんな時、facebookで学生時代の知人が「ASDからの二次障害でうつ病になった」という投稿が目に入りました。
そして彼女がシェアしていた、自分の特性からくる「困りごと」とその対処法を見て、ビックリしたんです。
え、これって「みんなやってる」ことなんじゃないの??
かいつまんでいうと、それは「情報を整理する」方法だったのですが、彼女やわたしは細かくまとめないと「把握・理解できない」タイプなんです。
それを見て「すごく『きちんとしてる』ね!」と褒められることもありましたが、本人的には別に普通というか、そこまでしないと理解出来ないだけなんですよね。笑
これは一回、会って話がしたい!と連絡を取り、数時間喋りまくりました。
「同じ村の人」だ、とすぐ分かりました。
同じ村=発達特性があると思考回路が似ているのか、コミュニケーションがむしろ取りやすいということも実感。特に二人の間では「問題」も「障害」も起きなかったのです。
わたしもクリーンランゲージのレッスンに参加するまでは、そこまで困っていませんでした。おそらく周りの人たちの優しさもあって、大きなトラブルには発展してなかっただけだったんですよねえ。
(と当時は思っていましたが、その後改めて思い返すと結構いろいろやらかしてましたし、会社を辞めるきっかけにも大いに関係してましたが、その話はまたいつか)
そこで自分でも「発達障害」についての書籍を取り寄せて読んでみたり、インターネットで当事者の声に触れたりするようになり、
生まれつきの特性なので治りはしないが、やりようはある(こともある)
と学び、クリーンランゲージ仲間の「みっちゃん」に、あるお願いをしたのでした。その2に続きます。
