「もの作りをする自分に心からOKを出せた。 それがこんなにパワフルだったってことに凄くビックリ!」

stoneage/川原明子さんの作品たち

今年の夏以降、ものすごい勢いで「跳ねている」友人がいます。stoneage名義で天然石の素敵なジュエリーやオブジェをハイペースで作り続け、SNSを通じて着実にファンを増やしつつある造形作家・川原明子さん。そのきっかけの一つが「ひろかもの数秘セッションだった」というのを聞いて、ぜひお話聞かせて!!とお願いしました。

ーーインタビューのご快諾、ありがとうございます。数秘のセッションを受けてくれたのってコロナきっかけだったのね。4月とか5月? なんで受けてみようかなって思ってくれたの?

川原明子さん(以下:明子)セッション受けたのは4/25、申し込みしたのはその前になるねー。緊急事態宣言が出て、5月上旬の石フリマも中止が決まって、さてどうしようかなというところで、憧れのひろかもちゃんのセッションが物々交換※で受けられるってのはものすごいラッキー!って思えたの。なんていうか、これから世界が変わるだろうから、ここで自分を再点検しておきたくなったのです。

※当時Facebook限定で試験的に実施。現在は募集していません。

明子 10年以上前から受けてる占星術のセッションでも何度も「君はアーティストなんだから!」と言われてきたけど、世の中ゆる〜く皆「アーティスト」って言われてるノリあるし、その人なりの励ましなんかなとか、ガチで受け止めることがあんましできんかったのですよ。

ーーそうだったんだ。わたしの中では、ずっと前から明子ちゃんは「もの作る人」のイメージだったよ。アーティストであり、クリエイター。 数秘のセッションの中で、特に印象的だったのはどんなことだった?

明子 セッションで、生まれてからこれまでを区切って説明してくれた※のが、もの凄く腑に落ちて……なんていうか、報われた感じがして大泣きしそうになったよ。目の前の紙の謎の数字が、ひろかもちゃんの話で立体化して入ってくるのがすげーと思った。

それがあってからの畳み掛ける【3】の説明は、もう疑う余地なしに自分の中から「もの作る自分」を信じられるようになって、それと同時に作っていいんだ!って凄く解放された喜びでいっぱいになって嬉しかったなー。

※人生を4つのサイクルに分ける「ピナクル・チャート」のこと。その期間ごとのテーマとチャレンジが設定されています。

ーー【3】はまさに「喜び」であり「表現」のシンボルだからね! そんな風に感じてくれてたの、すごく嬉しい! セッションで「これは意外だった」ってことはあった?

明子 意外だったというのにはちとズレるかもだけど、31〜39才と40〜48才のサイクルについて説明してもらったとき、私はそこら辺の記憶がどんよりモヤっていて、いつもなんかそこら辺まとめてにがい感じだったのが、コトバで説明もらって「それだ、その言い方だ」ってやっとわかったの。世の中ではそういうふうに言うんだーって思ったの。

……実は「ずっと前からアーティストでありクリエイター」として映っていたと言ってくれたそれが「えーそうだったんだ……」と一番意外だったというか。笑

ーーそれさっき言うたやつやん。笑
「にがい感じ」にコトバでの説明がついて、今はどんな感じなの?

明子 整理がついて過去にあったこととして棚に仕舞えた感じかなー。それまで部屋の隅っこにほっぽいて片付けられなかった的な。

ーーそうなのね。ちゃんと「棚に仕舞えた」ことで、今の快進撃にもつながった?

明子 めっっちゃ繋がった! 区切りがついたっていうか。あの図面(=ピナクルチャート)の視覚からも、そこに説明がついたから「あの時期はそうだったんだ、ここからはとにかく作っていこう」って。

ーーおおお、それは嬉しい! その後は主にどんな創作活動を?

明子 5月上旬の石フリマは中止になったんだけど、当日は #エア石フリマ というタグつけて、InstagramTwitterにこれまでの作品を投稿して見てもらったらフォロワーが増えてきて。

ついに友人知人じゃなくて、ネットから作品を見た方からオーダーのお問い合わせが来たの。最初他の作家さんを紹介したんだけど(笑)「時間かかってもいいから是非」って仰ってくれて嬉しかったなー。

その後も、7月頭の誕生日直後にbody mental salon TAKEDAの由美子さんのセッションを受けて「製作に集中していきたい」って話したら、今は手を作る時期ねと応援してくれたのも嬉しかったー。秋には八田占星学研究所の直美ちゃんの、占星術や自分にまつわる産地で選ぶ香りのセッションを受けたり、自分に必要なものをためらわず選べるようになったよ

ーー(じ〜ん……)

明子 ひろかもちゃんのセッションのあと、 もの作りをする自分に心からOKを出せた。 そのことがこんなにパワフルだったってことに凄くびっくりです。自分がこんなに揺らがないでいられるんだ、って。そして何よりも作りたいものがいっつもあって、作っているのが楽しくて、出来上がりが最高に嬉しい! 幸せだーー!!

今はざっくり言えば「石と共に過ごすアイテム」を作ってます。昔教わった先生のとこでの復習やその延長で作っているうちに、少しずつ自分の線やオリジナルが浮き出してくると思ってるよ。

石の台座や原石を多く使ったジュエリーを作っているんだけど、オーダーから発展して新しいものが誕生することが多くて楽しいよー。やったことないのの連続が続くんだけど、落ち着いてやればなんとかなるし、万が一の時は仕方ない、謝って賠償するのみ!と、肝を据えていけるようになった。

より面白い作品をベストの状態で作るために、素材や工賃をお客様に交渉できるようにもなりつつある。安くすれば何とか買ってくれるかな、じゃなくて今の最高がんばるからヨロシク!ってのを伝えられるようになった

ーー明子ちゃん、本当に今、創作意欲が迸ってる感じだもんね。セッションがお役に立てて、本当に嬉しいよ。

明子 ひろかもちゃんはただ悩み聞いて励ましてくれるんじゃなく、これまでの自分の人生をきっちりデータとともに改めて見直してからの、前向きなアドバイスや応援をしてくれる。これまさにプロの技と思います。

自分の中にひそかにあたためているものがあるんだけど、出していいのか戸惑いや迷いがある人、あと考えがぐるぐるしてまとまらないんだけど、なんとかしたーい!って思ってる人、自分を過小評価しがちだったりする人絶対受けたほうがええで。

本当にやりたいこと、できる自分を認められるのって、すごい毎日が変わって幸せだって思えるから!!!

ーー今日はインタビューに応じていただき、ありがとうございました。これからも素敵な作品を、どんどん生み出してね!

川原明子[カワハラアキコ]さん/造形作家
Twitterアカウント stoneage (@stoneag54159710)
Instagram @stoneage_ jewelry

色+デザイン+言葉のチカラはやっぱりデカイ!DIYショー2019

JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2019「イサム塗料」ブース

去る8/29・30・31の三日間、幕張メッセにて開催された「第55回JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2019」の「イサム塗料株式会社」様ブースにて、サポートスタッフとして参加してまいりました。出展社側として立つ経験は初めてでしたが、非常にエキサイティングでしたよ!

今回の出展に先立ち、高機能室内用水性塗料「エアフレッシュ・ペイント」のリブランディング・プロジェクトにお声がけいただいて、コンセプトの設定からパッケージおよびリーフレット、展示ブースに関わる色指定とアートディレクション全般のサポートを担当させていただきました。当日はお客さまや他の出展社スタッフの方々から「可愛い!おしゃれ!」とご好評の声をたくさん頂戴し、本当に嬉しかったです。

エアフレッシュ・ペイントのミニサンプルとリーフレット

会場では一般のお客さま対象に、アンケートの依頼とそのお礼として300個以上のサンプルを配布したり、ちょっと手の空いた時に周囲のブースを覗きに行ったりしていたのですが、改めて「色やデザインのチカラって本当にデカイな」と実感しました。第一印象ってほぼ「見た目」だし、その一瞬の印象で「その後」の流れも決まりがちなんですよね。

どんなに「スペック」が良くても「パッと見」で好感を持ってもらわないと、話も聴いてもらえない、セールスに繋がらない……という光景を、実はあちこちで見かけました。本当にもったいないと心から思ったし、歯がゆかったーー!

だってね、ちょっと見ただけでも「あのパッケージ、ベージュじゃなくて黒にするだけで《お値打ち感》が倍増しになるのに」とか「色の組み合わせは良いけど、背景と文字の色は逆のほうがオシャレに見えるんだよーー」とか、カラー&イメージコンサルタントとしてお伝えしたい案件がいくつもいくつも目に留まるもんだから、心の声が喉まで出かけてました。いや、こっそり出してたかも。笑

その一方で大変興味深かったのは、お手伝いしていたイサムさんのブースで、ちょっとした「色の並べ方」と「声のかけ方」を変えたら、通りすがりのお客さまの反応が面白いくらい変わったこと!

それまでほとんど選ばれていなかった色が急に出始めたり、足早に通り過ぎようとしていた人々がパッと振り返って近づいてくださったり。特にいわゆる「希少性」をアピールした時は、めっちゃ反応が良かったですねー。こうしたリアルな体験は、今後のセールスライティングにも反映できそうです。

モノやサービス自体の質の良さはもちろんですが、そこに色とデザインの「パッと見」、それに加えて「言葉のチカラ」も味方につける。業種や規模の大小にかかわらず、こうした視点はますます重要になってくるのではないでしょうか。作り手や売り手の情熱と、届けたい相手=お客さまの気持ちとの間に架け橋を渡すようなお仕事を、もっともっとしていきたい──今、そんな思いを強くしています。

色+デザイン+言葉のチカラを使ってみたいという法人・個人のお客さまは、こちらのフォームよりお問い合わせください。企画会社のご紹介も可能です。

イサム塗料株式会社ブース