たとえマスクで隠れても、キレイな色はアガるよね!

最近買ったコスメたち

ここしばらく、数秘と禅タロットのことしか書いてないけど、税務署に届けてある職種は「カラー&イメージ・コンサルタント」です。笑

写真は、この一ヶ月に購入したコスメの数々。長らくクッション&リキッドファンデ族だったので、パウダリーは久しぶり!下地も二点、新調しました。あと、春らしい色味が欲しかったので、青みピンクのリップとチークをプチプラで。以下、さらっとレビューします:

【コフレドール/ネオコートファンデーション01】
この後紹介する「下地ありき」のファンデ。自然なツヤと軽〜い使用感ですが、カバー力は低め。諸々が気になるオトナ女子には、単体づかいは正直おすすめしないかなー。下地+コンシーラーで補正してから使ってね。コンパクトサイズでお直し用にはいいかも。見た目も可愛いし。専用ケースと合わせて税込4,180円。公式サイトはこちら

【コフレドール/スキンイリュージョンプライマーUV】
文字どおり「パッと顔色が明るくなる」下地。と言っても、白塗りオバケになるわけではなく、肌表面がソフトに発光するような感じ。毛穴は「なかったこと」に出来るほどには隠れないけど、個人的には通常の距離感なら気にならないレベル。シミや濃い色素沈着はカバーしきれないので、資生堂/スポッツカバーファウンデーション(わたしはS300使用)やthe SEAM/チップコンシーラー(同01, 02)を上からブラシで足してます。25ml 税込3,080円。公式サイトはこちら

【セザンヌ/ナチュラルチークN14】
みんな大好きセザンヌの360円チーク!数あるプチプラチークの中でこれを選んだのは、わたしが見た中では一番「青み」が強かったから。わたしのように血色がかなり紫がかってるタイプには、よくある「ピンク」だと今ひとつ馴染みが悪いんですよね。同じ悩みを持つブルベさんは試してみて。使用感はお値段以上ですが、付属のブラシは小さすぎるので、手持ちのチークブラシで付けてます。そうすると、このサイズは取りづらいんだなあ。チークは丸型が好き。あんまりないけどね。税込396円。公式サイトはこちら

【セザンヌ/カラーティントリップCT1】
ラベンダーピンクのチークと同系色の青みピンク。付属のチップがふにゃふにゃで心許ないので、わたしはいったん手の甲に取って、リップブラシで付けてます。チップで直接付けるより量の調整がしやすいのでおすすめ。いずれにしても、使用後はチップをティッシュでぬぐっておくと、雑菌が繁殖しにくくなりますよー。「ティント」効果は正直そんなに感じない……色持ちより発色重視でOK!という人向きかな。税込660円。公式サイトはこちら

【セザンヌ/毛穴レスコンシーラー】
塗った瞬間、肌がマット&つるつるになります。透明なので、黒ずみ毛穴のカバーは期待しないで。凹凸を和らげるタイプ。「テカリや化粧崩れを防ぐ」とありますが、夏場や脂性肌の人には物足りないかなあ。わたしはどちらかというと乾燥気味ですが、つっぱる感じはないです。以前使っていた他社製品と比べて、可もなく不可もなく……あ、コスパは圧倒的に良いですね。11g入りで税込715円。公式サイトはこちら

ちなみにコフレドールの下地、わたしは限定品のミニサイズ(8.5ml 税込1,100円)を購入しました。まだ手に入るかな? いきなり現品はちょっと……という人は、探してみてね。

まー今はねー、マスクで半分以上隠れてしまうわけですが!それでも丁寧にスキンケアして下地も使ってメイクするとね、やっぱり元気が出ます。ふと鏡や窓に自分の「くたびれ顔」が映ると、やっぱテンション下がるもんね。笑

特に外出する予定がなくても、簡単でもいいからメイクするのは、気分転換にもなるしおすすめです。BBクリームとリップ&チークだけでもね、良いと思う。あと眉を描いたら、普段メイクとしては十分でしょ。ちょっとお散歩にでも行こうかな……という気分にもなれるというもんです。

今しばらくは、対面でのパーソナルカラー関連のお仕事はお受けしていませんが、状況が落ち着いたらぜひ、アフターフォローや同行ショッピングなどもご利用くださいね。ドラッグストアコスメツアーにも喜んでお付き合いしますよー

ちょっと待って!コスメの「ブルベ/イエベ」分類に、振り回され過ぎていませんか?

ちょっと待って!コスメのブルベ/イエベ

今やメイク雑誌だけでなく、ファッション誌にも「パーソナルカラー」の文字が載らない号はないんじゃないか?というくらい、あちこちで見かけるようになりましたね。webと連動している記事も多く、毎日のように「ブルベ(=ブルーベース)」「イエベ(=イエローベース)」の2ワードが目に飛び込んで来ます。

でね、当初は「世の中に知られるようになってありがたいなー」くらいに思っていましたが、ブームが盛り上がるにつれ「……それはちょっと言い過ぎなんじゃ?」というか、ぶっちゃけ「ちょっと待てーーい!」と言いたくなる記事も多々あります。

その筆頭がタイトルにも入れた「コスメのブルベ/イエベ分類」。

気持ちは分かるんです。で、確かに「これはブルベもしくはイエベの人じゃないと難しいなあ」という色はあります。でもでもね! ここ大事なとこなんで、声を大にして言わせてください。

似合う色って「ブルベかイエベか」だけでは、決まらんのよ。

理由その1:同じブルベ/イエベでも「肌の明るさ」や「青み/黄みの度合い」が違う=似合う色も違う。

……という、シンプルな論理なんです。ゆえに、

理由その2:実際に肌に乗せた時の「発色:仕上がりの色」で、似合うかどうかは判断すべき。

だと、わたしは考えています。でもって、同じ人でも「その日の肌コンディション」は違うし、ファッションや気分によって「しっくりくる色」も変わるでしょ? そこを無視して「リップはこの1本で決まり!」みたいなのって、ムリがあるよー。

理由その3:色も大事だけど「質感」や「色の入れ方」も、かなり大事!

そもそも「パーソナルカラー」の基本って「4シーズン」分類なんです。ブルベは「サマー/ウインター」、イエベは「スプリング/オータム」にそれぞれ分かれ、それ以上の細かな分類を採用しているシステムもあります。

で、ここで大事なのは、シーズンタイプの違いって単なる「色の違い」というより「配色パターンおよび質感&ボリュームの違い」だってところ。

コスメは「塗り方」によって仕上がりを調整出来るので、たとえば同じアイシャドウを複数のシーズンタイプに使うことも可能です。でも「透明感」とか「ツヤ・輝き方」に関しては、調整にも限度があるため「これはウインターにしか使えないなー」といったアイテムも出てくるんですよね。あとマスカラをどれだけ盛れるかとかアイラインの太さとか、そういうのもシーズンによって「適正範囲」が異なります。(もちろん大前提として「ご本人の顔立ち」に合わせてメイクする必要がありますよ! これはパーソナルカラー以前の問題です)

これらはファッションでも同様で、雑誌などの写真を見ていると「……単に色だけで分けてるやん」というものが、残念ながら大半です。これはホンマに止めて欲しい。それらの情報を鵜呑みにした人たちが、せっかく買ったアイテムを身につけて「なんか違う」ってなるのは、この仕事をしている者として、つらいです。これまでうちに、どれだけ多くの「なんか違う族」がいらしてくださったことか……。

わたしは本気でどんな人にも「その人ならではの美しさ」があると思っているし、実際にお客さまを目の前にすると、どんなメイクやヘアスタイル、ファッションで素敵になるかが「その場でオーバーラップして」視えます。一種の特殊能力かも。笑

それでもね、メイクに関しては目視で「アタリ」はつけるものの、実際に肌に乗せてみないとOKは出せないですよ。その「アタリがつけられる」ことと「その後の調整が素早く出来る」ところがプロとしての腕の見せ所であって、ブルベ/イエベだけで「このリップがおすすめ」なんて、よう言わんかなあ。

コスメの「ブルベ/イエベ」分類すべてを否定はしませんし、お気に入りのアイテムを見つける「手がかり」として、大いに活用していただければと思ってます。ただねえ、やっぱり難しいんですよ。正確な色みの見極め、混色の知識、そして「メイクの基礎知識」がないと、思ったような仕上がりにはならないかもです。

わたしが提供している「パーソナルカラー・コーチング」でも、普段ほとんどメイクをしないお客さまには、ごくごく簡単な「普段着メイク」を「どこででも手に入るアイテム」中心にご紹介しています。そうでないと、次の日から自分で再現出来ないですもんね。コーチングの「その時」だけじゃなく「その後ずっと」キレイでいて欲しいねん。というのが、2001年の開業当時からのポリシーです。

似合う色でのメイクは、抜群の効果があります。
だからこそ、webや雑誌、TVの情報を鵜呑みにしないでね。

まーーこのブログも「webの情報」なんですけども!笑

実際「なんか違う族」の皆さんが見せてくださるコスメポーチの中身には、笑っちゃうくらい「その理由」が現れています。これ、ちかぢか別の記事でご紹介しますね。

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