いわゆる「相性を読む」手法は古今東西さまざまありますが、ピュタゴラスチャートはその中でもトップクラスに分かりやすいと言っても過言ではないでしょう。
少し前に「19XX年生まれの親と2000年代の子の『初期設定』が相当違う説」という記事を書いたんですが、端的に何が「違う」かと言うと、
持っている【矢】と【数字】が違うんです。
例えばこの連載でサンプルとして使っているAさん(1993年8月7日生まれ:トップ画像左)とBさん(2015年12月19日生まれ:同右)も、同じ理由から「相当違う」と言えますね。
ピュタゴラスチャートで複数の人どうしの「関係性」を読む時のポイントは、ざっくり言うと以下の2点です:
1)同じ要素(矢・数字・孤立の数)=その特性を一層強調
AさんとBさんの場合、どちらにも【1:自分自身】と【9:理想】があるので、2人が関わり合うと「お互いの個性や、こうあるべきという自己主張」がより一層強調されるでしょう。
今回のお二人に「矢」の共通点はないので、そこは単に「異なるパターンを持つ」とみなします。
2)片方にしかない要素=相手との「違い」→受け入れれば「学び」に
数字で言うと【3・7・8】はAさんのみ、【2・5】はBさんのみが持っています。それぞれの矢にカブりはなく、このように異なる要素が多い=タイプが違うと言えますね。
お互いの違いを「理解できない」と感じるか「相手から学ぼう」とするか──自分にはない相手の一面をどう捉えるか? で関係性は良くも悪くもなります。
例えば【孤立の1と3】を持つAさんが、Bさんの【2:繋がる・受け入れる】質を、
「いいなー、いつも誰かと一緒にいられて。Bさんには自分の寂しい気持ちなんて、分からないだろうな」
という風に受け取ってしまうと、関係性は発展しにくくなりますよね? でも
「誰かと一緒も悪くないな。Bさんのやり方をちょっとマネしてみよう」
と肯定的にとらえると、Aさんの【孤立感】も自然とやわらぐ流れに向かうでしょう。
逆に「社交的で、決断力もある」ように見えるBさんには【7:体験を通して学ぶ】や【8:目標達成】がありません。【9:理想】に向かってまっしぐら……でも、思ったように実現しないというジレンマを抱えやすい形なのです。
そんな時【活動の矢:7-8-9】を持つAさんは、良きアドバイザー。【2:受け入れる】質を持つBさんなら、素直に耳を傾けるのではないでしょうか。
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実際のセッションでは各数字の細かな意味や「個数」の違い、さらに「共通の空白」にも着目して、起こりうる様々な可能性を紐解いていきます。家族やパートナーはもちろん、友人知人、仕事仲間との「関わり方」にお悩みなら、ぜひご相談くださいね。
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