ピュタゴラスチャート入門*その2

ピュタゴラスチャートの個人の矢

その1その3

9マスの中に「生年月日」を放り込めば、あっという間に【人生の初期設定】が炙り出されるピュタゴラスチャート。超シンプルな作り方と見た目に反して、実は様々な角度から読み解ける多層構造になっているんです。

今日はその中でも、実際のリーディングで特に重視する

縦・横・斜めに数字または空白が3つ連なる形=個人の矢

についてお話しましょう。その1で例に挙げた「Aさん(左)1993年8月7日生まれ」と「Bさん(右)2015年12月19日生まれ」のチャートを、引き続きサンプルとして取り上げますよー

Aさんには「中央縦(4-5-6)の空白の矢」と「縦右端の7-8-9の矢」が、Bさんには「右肩上がりの1-5-9の矢」が存在します。これらは【個人の矢】と総称され、ある特定のパターン=無意識の習慣・クセを表していると思ってください。

それぞれの矢には名前がついていて、何となくどんな特徴かも分かるようになっています。今回のケースだと、

4-5-6の空白=欲求不満の矢】周囲への「無意識の期待」があり、期待通りの反応が返ってこないことへの不満を抱きやすい。「きちんと言葉にして伝える」意識を持つとコミュニケーションが改善され、不満も和らぐ可能性が。

7-8-9=活動の矢】向上心が強く、パワフルな表現力を持つ「出来る」人。ゆえに周囲からの反発ややっかみを受けやすいリスクも。自分らしく、かつ平和に活動出来る方向性を見出せると、豊かに花開く可能性を持つ。

1-5-9=決断の矢】自ら定めたゴールに向かって、まっすぐに向かっていく強さを持つ。決めた限りは最後までやり抜こうとするが、周りの声にも耳を傾ける柔軟さを併せ持つと、より目標達成の可能性が高くなる。

……と、こんな風に読み解くことができます。

実際には「矢以外の要素」も加味してリーディングするので、どの程度矢の特徴が現れているのかには、個人差がありますよん。また同じ矢を持っていても、それ以外の矢や数字の要素の影響があるため「全然違うキャラ」になることも。

なお、ここに挙げた3つ以外にも、全部で15種類の「個人の矢」が存在します。また、数字の配置によっては「矢が引けない」チャートもありますよ(例:1980.3.4生まれ)

矢がある=良い・悪いとも一概に言えませんし、空白の矢=短所で、数字が並ぶ矢=長所というわけでもありません。またあくまでも【人生の初期設定】であって、一生ずーーっと変わらないわけでもないんですよ。

気づく→意識する→より心地良い自分へと育てていく

そのための「きっかけ」として役立てていただければ幸いです。次回はまた別の要素を取り上げますので、続きをお楽しみにー♪

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既に解説済みの矢をお持ちの方、あるいは矢が発生しない場合は、特別にその他の数字についてお伝えしますよ☆

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