2020.2.22生まれの「極端に偏ったチャート」はバランスが悪い?それともポテンシャルの宝庫?

2022.2.22生まれの誕生チャート

数秘やってるとつい、こういう「特徴的な日付」ってテンション上がるよね!笑

この9マスに数字を入れていくシンプルなチャート、一般的な数秘と違い、計算もほぼ必要なくパパッと作れるのでわたしは気に入ってます。見た目はシンプルだけど実は結構な情報量があり、その奥の深さも楽しいんですよん。

で、本日2020年2月22日のチャート。0は省くので、まーー見事に2オンリー。残りのマスは全て空白。ゆえに縦・横・ナナメに3つ空白(もしくは数字)が揃った時に引ける「個人の矢=特徴的な思考や行動のパターン」もバンバン引けちゃう。なかなかパンチの効いた構成よね。笑

このピュタゴラスの誕生チャート(と言います)を、わたしは【人生の初期設定】と捉えています。ロールプレイングゲーム的に言えば、最初の装備とか属性(剣士向きとか体力低めだけど魔力高めとか)みたいなもんで、一応こういうキャラですよという設定はあるけれど、旅の道中にどのような経験値を積ませるかによって、その後の成長は様々なバリエーションが可能です。

一般的にはチャートにおける「空白=その特性を持たない」とみなすので、空白が多いほど不利?と思われがちですが、それは早計です。空白=伸びしろと捉えれば、たくさんの可能性が見えてきませんか?

もちろん「2が5つもあって、他は全部空白」のような「極端に偏ったチャート」というのは、旅支度として見ると「お前、鍋ばっかり持ってきたんかーい!」みたいな状態なんで、特に旅がスタートしたばかりの頃は何かと不便かもしれません。言ってみれば「シバリの多いゲームスタート」って感じですが、その方が挑戦しがいがある!と腕まくりする人もいるんじゃないかな。

剣も弓矢も持っていない、回復魔法も使えない、でも鍋なら有り余るほどある。この状態を「鍋しかない」と嘆くか、「この『鍋しかない』状態から何が出来るか」と発想を切り替えるか。どの人にも選ぶ権利と能力がある、というのがわたしのモットーなんです。

それにね、初期設定はあくまで「初期」設定。今は鍋しかなくても、一生魔法が使えないわけじゃないですよ。鍋だって最初はしょぼいヤツかもしれない、でもどんどんバージョンアップしていくことだって可能です。

……しかし「鍋ばっかり持ってるキャラ」ってどんなんや。笑

このチャートの2は「感受性」や「協調性」を表し、それが5つあるということは「非常に敏感で感情が揺れやすい」ことを示唆しています。感情の渦に巻き込まれて冷静さを見失ったり、何かと気に病みすぎて身体の健康にも影響を及ぼすかもしれません。それぐらい「感じやすい」質を持ち得ると読みます。

確かに「イージーモード」のゲーム設定ではない。でも、イージーモードでは絶対に体験できない人生の深みや広がりの可能性が、このチャートにはあります。

このチャートの持ち主は、飛び抜けて鋭い感受性を時に持て余しつつも、そうした経験を通して少しずつ「空白の伸びしろ」を開拓してゆくのでしょう。周りの人々──同じように2を多く持つ同世代の友人たちや、2以外の数を多く持つ1900年代生まれの大人たち──との交流(時に衝突も)が、そのプロセスを支えてくれるはずです。

ちなみに、こんなに「2だらけ」なのに、全部を合計(2020+2+22)して一桁にした「軌道数=人生のメインテーマ」は「1」なんですよ。「受け取る」2とは真逆の「自ら向かっていく」1。「周囲と協調する」2に対して「我が道を行く」1。くーーっ!シビれる設定だなーオイ!笑

実際のセッションでは「個人の矢」や「名前のチャートとのバランス」あるいはご要望があれば「他者との関係性」も読み取ることができます。2000年以降に生まれたお子さんと、1900年代生まれの親御さんとのチャートを比べるコンサルテーションもよくリクエストいただきますよ。

パッと見でも「全然ちがーう!」ことが分かりますし、何がどう「違う」のかが分かると、日頃のいろんなナゾが解けるかと思います。お子さんの特性を把握しかねている、どう接していいか分からない……というお悩みのあるかたに特に好評です。親子以外の人間関係のナゾ解きにも、もちろんどうぞ。あなた自身の「初期設定」をじっくり紐解くセッションもオススメでーす。

個人コンサルテーションは対面のほか、オンラインでも承ります。詳しくはこちらをご覧ください。