幸せに生きるのに、何歳からでも遅くなんかない!

幸せになるのに、遅すぎることはない!
original image by nag-san

先日の三連休初日の朝に、LINE公式アカウントから長文のお手紙を送らせていただきました。

何故、ひろかもが今の仕事を始めるに至ったか。

どんな想いで、この仕事に心血を注いでいるか。

ブログをお読みくださってる皆さまも、読んでいただけたら嬉しいです(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

今でこそ「いつも楽しそうですよね」と言っていただけたり、自分でもなんだかんだ毎日楽しいな♪ と思いながら暮らしていますが、26年前のちょうど今頃は、どうしても「来年の自分」が想像出来なくて翌年用の手帳が買えないほど疲れ切っていました。

地元の印刷会社のデザイン部門で、No.2のポジションに抜擢されて数年間。自分では得意だと思っていた事務処理が実は全くダメダメで、数十名いた部下もまとめ切れず、不整脈と胃けいれんを抱えて心身の限界を迎えていたのです。

いちデザイナーとしてはそこそこ仕事が出来ていたのに、管理職になった途端、自分の「出来ない・苦手」な部分が目立ち始め、そのうち「出来ていたこと」にも自信が持てなくなってしまいました。

手帳ナシで迎えた2000年の夏のある日、上長に退職を願い出ました。人一倍責任感が強いと言われていたけれど、抱えていた仕事を全部後輩たちに丸投げする形になってしまったことは、今でも申し訳なく思っています。

特に「次」のアテもないままの退職でしたが、何となく辞める直前に新聞の折込チラシで見かけた「カラーコーディネーター入門」という通信教育を受けてみたら、これが大当たり!

久しく「楽しい」という感覚も忘れかけていたわたしには、救いのような学びの時間でした。そして、これがきっかけで「色の仕事をする」という新たな目標を見つけられたのです。

やがて《外見》の色だけでなく、《内面》の色=その人の資質や心の状態も扱うようになり、さらには色以外のツールやメソッドも取り入れていくうちに「何屋か分からない」と言われ続けて今に至ります。

【十人十色】の言葉通り、本当に一人ひとり豊かな個性=カラーがあるんですよね。

得意・不得意があるのが当たり前。人として自然で普通です。

でも皆さんが生まれ育ってきた時代は、どうでしたか?「みんなと同じように出来る」ことを求められては来なかったでしょうか。

しかもその「みんな」というのが、「何でも一通り出来る」理想の「みんな」なんですよね。いやハードル高すぎィ!

それでいて「他の誰にも負けない個性を」とか、求めすぎにも程がある。ハッキリ言ってムチャです。

なのに、そのムチャな要求を自分で自分にもしちゃって「出来ない自分」を責めて、傷ついていませんか?

それ、本来つかなくていい傷、持たなくていいコンプレックスなんですよ。「自分なんて……」と潜在意識に強く刷り込まれたせいで自信をなくしてしまってる人の多いことが悔しいんです。

かつてのわたしもそうでした。26年前よりずっと前から、自分はどこか間違ってて何かが足りない、と思っていました。

違うんです。本来、それぞれが凸凹でユニークなんです!

管理職を全う出来なかったのも、一人ひとりのカラーを見出し、その活かし方を引き出すのが得意なのも、わたしが凸凹だから。凹をサポートしてもらう方法を当時は知らなかったし、手段もなかった。ただそれだけ。

26年経った今なら分かります。凸を活かすほうがずっと楽で早いし、凹もやりようはある。助けも借りられる。

ひろかもが様々なツールやメソッドを使うのは、あなたの凸を活かし、凹をサポートしたいから。あなたはもっともっとハッピーになれるし、なるべきだし、何歳からでも遅くなんかない!

その想いを一度きちんと伝えたかったのでした。長文お読みいただき感謝です。

2025.11.22 ひろかも拝

このレターをブログにも載せておこうと思い立ち、トップのイラストを加工している時に「あ、そう言うことか!」とさらに気づいたことがありました。

続きを書くとますます長文になってしまうので、別に書くことにしますね。笑

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