例えばクロスステッチ刺繍やドット絵みたいに、あなたがこれまでに「やってきたこと」が、一つひとつの点になって真っ白なキャンバスに印されていく……
やがて何かしらの図案がそこかしこに浮かび上がり、人生の最後に一枚の絵が完成するのだとしたら。
今、あなたの「人生という名の絵」は、どんなテイストで、どこまで描かれているんだろう?
見てみたいような気もするし、思ってたのと違ったらコワイ気もするし。まだまだ筆を運んでいる途中で、全体像は掴みにくいかもしれないし。
とはいえ、少しは完成のメドが立ってたらいいなあ、とかとか。ね、気になりません?笑
それで思ったんです。数秘のチャートや占星術のホロスコープみたいなのって、人生の「ラフスケッチ」なんじゃないの??
そう、あくまでも「ラフ=大まかな下書き」であって「完成予想図」ではない。そこまで解像度高くないよー!
だけどラフがあると、絵を仕上げていく助けにはなりますよね。どこまで進んだかのチェックもしやすそう。
わたしの経験上、人生のラフスケッチと全く関係ない絵を描いている人には、まだ出会ったことがありません。自分自身も含め、
みんな面白いように、下書き通りに生きてはりますよ。笑
いっぽう「あくまでもラフ」なんで、同じ数字や星を持っていても「「まったく同じ人生!」」とはならないでしょう。
その人らしさは、必ず「独自のタッチ」として現れます。独自=他にない、マネできないからこそ、
迷いながらも、自分なりに仕上げていくしかない。
「絵=人生」の進み具合や、ラフスケッチの全体像が見えないと、つい
- 何か描きそびれてるんじゃないだろうか?
- 余計なことを描いちゃったんじゃないか?
などと、不安や焦りが出てきがちではないでしょうか。
本当は《カラフルで細やかなタッチ》の人なのに「……ごちゃごちゃして、結局何を描いてあるのか分かんない。失敗した!」と思っちゃうかもしれないし、
水墨画のような《単色グラデーションで余白を活かす》のがポイントだと知らずに「あそこも何か描かなくちゃ、ここにはもっと他の色を」と、やみくもに筆を走らせたりとかね。
その試行錯誤もまた、振り返ればいつかは思い出になるでしょうけど、
絵を描く=人生そのものが楽しめなくなってるなら、ここらで一度「ラフ」を確認してみる頃合いかもしれません。
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