もう「同じ失敗を繰り返す」人生とはサヨナラしたいあなたへ。

ドンマイです
original illustration by なのなのな san

恋愛、仕事、人間関係……気がつくと「またいつものパターンじゃん!」って自己嫌悪。そんな悩みはありませんか?

どこで「間違えた」のか、考えても分からない。

いや、むしろ「今回は違う!」と自信すら持っていたのに。

もう一生こんなことを繰り返し続けるのか……とうんざりしているなら、全く別の切り口から【自分のクセ】を見直してみる、という手がありますよ。

誕生月+誕生日を一桁になるまで足し合わせる

例えば「6月26日生まれ」の人なら、6+2+6=14→1+4=【5】といった感じ。これで何が分かるかというと、

子ども時代に深く刷り込まれた「サバイバル・プログラミング」

です。数秘では【条件付けの数:conditioning number】と呼ばれ、生まれてから最長で35年間、最短でも27年間かけてじわじわ染み込ませてきた「無意識の考えグセ」を示唆します。

1〜9までの条件付けの数が示す「クセ」は、ざっくり言うとこんな感じ。

【1】自分に自信を持ち、自立した生き方をしなくてはいけない
【2】人とは仲良く、うまく付き合っていかなくてはならない
【3】自分や周囲の人々がいつも明るく楽しそうであれば良い
【4】ルールを守り、確かな安全・安心が保障される必要がある
【5】感じるままにふるまうことは、ワガママだと嫌われる
【6】相手を気遣ったり手助けするのは、人として当然のことだ
【7】物事には何かしら「理由」があり、理解しておく必要がある
【8】失敗してはいけない。目標を達成し成功しないと意味がない
【9】周りの「みんな」に問題がなければ、それが一番望ましい

この条件付けは「子どもの頃からじわじわ染み込ませてきたクセ」なので、あなたにとっては「ごく当たり前で自然なこと」。

なので改めて言葉にされても、すぐにはピンと来なかったり(とっさに「そんなことはない」という抵抗が生まれることも)思い当たるフシはあっても「……それが何かモンダイに?」と不思議に思うかもしれません。

あなたの当たり前 ≠ 相手の当たり前

例えば「人とは仲良く、うまく付き合っていかないと」と思っている【条件付け2】のAさんが、仕事で何かトラブルを起こしたとしましょう。

そこに「相手を気遣ったり手助けするのは、人として当然」と思っている【条件付け6】のBさんが通りかかり、Aさんを放っておけずに「もっとこうしたら?」とか「わたしが代わりにやりましょうか?」と声を掛けます。

Bさんの申し出はありがたいけれど、【条件付け4】を持つ上司のCさんからは「手順を変えないで」と強く言われているAさん。Bさんの善意をむげにも出来ず、かといって上司のCさんに背くこともできず、困ってしまいます。

煮え切らないAさんの態度に、親切心で声を掛けたBさんはモヤモヤ。その様子にすぐ隣の部署で【条件付け9】を持つDさんは、自分には関係がないのにハラハラそわそわ。

ビミョ〜な空気を察した【条件付け3】の同僚Eさんが「まあまあ、よくあることですよ! 何とかなりますって♪」と笑顔で励ますものの、かえって気まずい雰囲気に……

とまあ、これくらいにしておきますが(笑)皆さんそれぞれに「悪気はない」のに少しずつボタンが掛け違っていくような「ズレ」を感じませんか?

こんな小さな「ズレ」が日々重なって、職場やプライベートでの人間関係をこじらせたり、自分に自信が持てなくなるケースが本当にとっても多いんですよ。

さらに条件付けと同じ数がチャートの他の部分にも出ている場合、本来の「才能や資質」がうまく発揮できなかったり、それゆえに「欠点」だとすら思い込んでいる人も少なくありません。もったいなーい!ですよね?

まずは自分の「クセに気づく」そして「視点を変える」

何しろ長年「ごく当たり前で自然なこと」だと思い込んできたわけですから、そもそも気づいてない人が大半なんです。

そして誤解のないように申し添えれば、必ずしも「条件付け=悪い」わけではありません。ある意味そう思い込んできたからこそ、身についたスキルや知恵もあるわけで。

条件付けが「モンダイ」になるのは、それが「ねばならない」という縛りになっている時だけ。そう考えること自体は、あなたの自由なんです。

もしあなたが、自分を条件付けで「縛っている」感覚があるなら、そこから一歩離れてみましょう。そして時に「そうじゃない」自分がいても、別に何もモンダイじゃないとしたら……どんな感覚がやってきますか?

この「一歩離れる」や「別の視点から眺める」ことが難しいと思う人には、無理なく楽しく「自分以外の人の視点」を学べる現代数秘クラスがお勧めです。逆説的ですが、自分以外の人(の数)を知ることで、自分の資質や傾向がクッキリと浮かび上がってくるんですよねー

もちろん周りの人のことも、数秘を通してより理解が深まること請け合いです。特に「親子関係」をはじめとする「人間関係」全般に悩みがちな人には、もう一つの数秘・ピュタゴラスチャートのセッションやクラスがきっとお役に立ちますよ!「入門講座」をブログで連載していますので、まずはそちらをご覧ください。

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