「聴く」のがニガテな人向き。「描く→見る→気づく」で青天の霹靂!

クリーンランゲージ+グラファシ=思いがけない自己発見が!

パッと見で気づかれたことはないのですが、実はわたしは「聴く」能力にいくつかモンダイがあります。

子どもの頃から「何かを言ってるのは分かるけど、何を言ってるのかが分からない」「電車のアナウンスやカーラジオの内容が聞き取れない」「音がどの方向からやってきているのか分からない」etc. 枚挙にいとまがないほど困ってきました(今も)。

耳鼻科では生まれつき聴神経の発達が弱いと言われ「軽度難聴」と診断済み。また診断はついていませんが、おそらく複数の音声が聞き分けられない「APD:聴覚情報処理障害」とも思われます。

加えて「大きな音」や「一度にいろんな方向から音が入ってくる」状態に驚いてフリーズしたり、気分が悪くなってしまうことも。防音用のイヤーマフや耳栓も試しましたが、今度は圧迫感に耐えられなくなるという……まあ、そんな感じでこれまで何とかやってきました。

ところがどうやらわたしの脳は「聴く」の代わりに「見る」を人一倍発達させたっぽい。耳からが難アリなら、目から……ってことでしょうか。視力自体はむしろアカンほう(両目とも0.1程度+乱視)ですが、「色の見分け」や「形を捉える」能力はかなり高いです(と周りから言われます)。

実はあなたも、似たようなタイプだったりしませんか?

程度の差こそあれ「耳から聴くと頭に入らないけど、目で見たり読めば入る」人。あるいは「耳からも目からも『文章』だと入らないけど『図や絵』なら入る」という人。

そういうタイプの人に、ぜひ試してもらいたいセッションがあるんです!

以前から【クリーンランゲージ&シンボリック・モデリング】という、セラピーやコーチングに使われる「言葉とメタファー(比喩)を使う」技法を取り入れているのですが、これ通常は「話す・聴く」を繰り返すセッションなのですね。

ファシリテーターであるわたしはメモを取りますが、クライアントさんは基本「話す・聴く」のみで、最後に絵を描いてもらうパターンが多いです。が!

先日、あるグラフィックデザイナーさんのコーチングセッションで「ホワイトボードに絵を描きながら」話を進め、時々ご本人にも「描き加えて」もらい、カギになりそうな言葉が出てきたら、それも書いておく。というスタイルでやってみたんですよ。そうしたら……

  • 本当にやりたかったこととそうじゃないことの区別がついた
  • 思いがけないアイデアが出てきた
  • やるべきこと・やれそうなことが見えてきた
  • ワクワクしてモチベーションが上がった!

と良いことづくめ。これ、最初は「話す・聴く」で進めようとしてたのを途中から切り替えたんですけど、我ながらGJでした。笑

その後、わたし自身が抱えていたテーマについても自問自答でセルフモデリングしてみたところ、めちゃくちゃ機能することが判明。さらにファシリテーター仲間の友人にもお願いして「絵を描きながら」セッションを受けてみたところ、これまた非常に有意義な発見が続出し、これは使える! となったのでした。

「自分と向き合う=楽しい♪」に変わるよー

わたしのように「聴く」より「見る」ほうがラク、あるいは「話す」より「描く」ほうが表現しやすいという人にとっては、言葉のやり取りだけで何かを掘り下げることにニガテ意識が出やすいかも。

だけど「対人相談業」をかれこれ20年以上続けてきて実感するのは、結局わたしたちは【自分をやっていく】しかないんだなあ、ということ。

今すぐ出来ることはもちろん、自分の中にある「可能性」や「魅力」を見つけて育てること、自分の「好き」や「得意」を工夫して使っていくしかないんですねー

ところが案外、自分では「可能性」や「得意」に気がついてない人が少なくないんです。何なら「好き」にも。言われて初めて「……そういえば、そうかも」って人、ものすごく多いですよ。

自己探求って大抵「言葉」を使うので、その時点でしんどいと感じる人にとっては「自分と向き合う=しんどい」になりがちじゃないでしょうか。でも「絵」なら?

描くのが好きな人は、どんどん自分で描いてください。描きたいけど、うまく描けないという人は、ご希望ならひろかもが代わりに描きますね。いわゆる「グラファシ:グラフィック・ファシリテーション」ってヤツ、得意です。

一枚の絵が「人生を変える」カギになることも、珍しくありません。以前にセッションで「描いた絵」を持っている人は、ぜひその続きを発展させましょう♪

ビジュアル指向のあなた、ぜひ一緒に「楽しい方へ」変わりませんか?

対面またはオンラインでの60分セッションもしくは、30分を3〜5回、週イチくらいで継続する「マラソン」スタイルも◎。コース選択のお問い合わせ・ご相談はお気軽にLINE公式アカウントもしくはこちらのフォームよりどうぞ。

友だち追加