「その気にさせる」のが、脳(というか思考)の仕事なんじゃないか説・その3

わたしが使っている、身もフタもない「その気にさせる」作戦。それはズバリ【損得で考える!】です。ゲスい!笑

でも正直「思考の矛先を切り替える」には、効果抜群ですよ。要は「それを考え続けることは、自分にとってソンなのかトクなのか?」という視点を持ち込むんですが、その発想が出てきた時点で、既にあなたは「自分の思考から少し離れる」ことに成功しています。グルグルしてる時って、思考の沼にどっぷり浸かってるんだけど気がついてない状態なんですよねー。

モンモンと悩み続け、ネガティブな情報を集め続けることが、もし自分にとって「得になる」ならそのまま続行したっていいと思う。そういうケースがないとは言えないので。でも、このまま考え続けても何も楽しみや喜び、メリットを生まないなーと思ったら「あ、やっぱ今のナシで!」と脳に宣言してみて。脳ミソって意外とチョロいとこあるんで、割と言うこと聞いてくれますよ。笑

それでもまた、気がつけばモンモン、ぐるぐる……と元に戻ってることもありますが、その度に「ナシで!」ってやり続けるんです。で、パッと全然関係ない、違うことに意識を向ける(好きなテレビや漫画見るとか、そんなんでもオッケー)。何度かやってるうちに、だんだん「ナシで!」を宣言する頻度が下がってきますので、お試しあれ。

反対に「そう考えたほうがお得じゃん☆」って思えることは、隙あらばリピートして脳に覚えさせる。この時、実際に声に出すほうが断然効果あります。いわゆる「アファーメーション」ってやつですね。これ、作るのにコツがあるんで、くわしくは過去記事参照してくだされ。

こうやって文章に書くと、すっごく単純でアホみたいなんですけどねー。いやむしろアホになったほうが得なんじゃないかな?と、まあまあ本気でマジメに思ってます。マジメ=シリアス、とは違うからね。わざわざ深刻になって得したわーという体験は、半世紀以上生きてますけど今のところない。むしろ心身を蝕んできた経験の方が多いです。

そして深刻になる必要は感じないけど、真剣になることは大事。わたしはこの「損得で考える作戦」を本気で、大マジメにやってます。思考は大切な機能のひとつ、せっかく自分に備わっているのだから、大いに有効活用したいのです。

ちなみにね、何かを「考える」時、どの次元や視点で考えているのか?によっても起きることが変わります。またぼちぼち、そのあたりについても書いてみまーす。