「その気にさせる」のが、脳(というか思考)の仕事なんじゃないか説・その1

その気にさせるのが脳の仕事

もちろん他にもいろいろありますけども>脳のお仕事。

究極には、何かを「考え、判断する」ことで、自分にある種の呪文をかけるようなところがあるんじゃないか?とニラんでるんです。例えば「これは出来る/出来ない」とか「安心だ/不安だ」とか「面白い/つまらない」とか。

で、自分の思考が「出来る・安心・面白い」みたいに肯定的な時に、昨日書いた「何となく思ってた通りになる」現象が起きてきた気がします。あ、違うな。「できない・不安・つまらない」と思ってる時も「思ってた通りになる」。占いやおまじないの類が「当たらない」時は、要するにそっちの内容と自分の思考が一致してない=そうは思わない→その通りにはならないってだけですわ。

ここらへんから、ちょっと慎重に考えないといかんのですが……自分の「望む現象=思考」となるように、自らコントロールすることは可能なのか?っていうね。思考で思考をどうにかする……というのは、順当に考えてムリがある。ということで、思考とは別の「意識」が必要になってきますわな。

思考は「わたし」ではない。これに気づける「意識」があって初めて、思考を創造的なツールとして使えるんだと思います。良くも悪くも自分を「その気」にさせる力が、思考にはある。うっかりどんな気にさせられてるのか、なるべくマメにモニターしておくといい気がするなー。

自分の「ネガティブになる思考パターン」を自覚するだけでも、少なくともそれ以上、そっちにエネルギーを注がなくてすむ。余計な消耗をしなくてすむだけでも、QOL上がりますから。気力に余裕があるかないかは、日々の質に相当影響あると思いませんか?

で、せっかくなので「戦略的に」思考を活用したろうやないかーい。と思ってます。その2に続きまーす。