最近またポツポツとOSHO禅タロットのクラスに、お問い合わせやお申し込みをいただいています。嬉しいなー
初日に「禅タロットの基本構成とエッセンス」についてお伝えするのですが、結構皆さん同じポイントで
「えっ、そうなんですか? 〇〇だと思ってました!」「本当だ、書いてある!」「え、そういう意味だったんだ……」
とビックリされるので、トップ3をご紹介したいと思いまーす!
その1:禅タロットで「占い」は出来ません
そもそも「吉凶を占う」ツールじゃないんですよ、これ。じゃあ何のために使うねん、というと
「今ここ」を映し出し、あなたが「既に知っている」ことを明らかにするため
の「鏡」あるいは「スクリーン」のようなものだと思ってくだされば。
なーんだ、とガッカリされたかもしれませんが、むしろ「今、起きていること」そして「自分が知っていること」がクリアーになるほうが、確実に助けになることも多いはず。
先日もある人が「現在は未来から見れば過去で、しかも『変えられる過去』だ」というツイートをされていて、なるほど! と膝を打ったんですよね。
もしあなたが「今とは違う未来」を手に入れたかったら、一番確実な方法は「今を変えること」なんじゃないでしょうか。たとえ小さな一歩でも、昨日とは違う未来を見据えて動くなら、その意味は小さくないと思うのです。
その2:THE MASTERは「OSHOのカード」ではありません
確かに、絵のモデルは「OSHOと呼ばれた人物」ですけども、違うんですよー。そして時々OSHOを「どこかの禅寺の和尚さん」だと思ってる人もいらっしゃいますが、そうじゃないんですよう。くわしくはリンク先をどうぞ。
【THE MASTER】の解説ページに書いてあるように、このカードのポイントは
自分自身のマスター/自分をマスターすることへの目覚め
にあります。なお、このカードには数字も記号も当てられていません。
小アルカナにも同様のカードがありますが、これらはすべて、実際には「エースカード=1」です。しかし大アルカナには、THE MASTERとは別の【 I EXISTENCE:存在】があります。
1番でもない、通常のタロットデッキには存在しない「余分なカード」が何故あるのか。そして、禅タロットのサブタイトル(これも知らない人多数)
禅の超越ゲーム
とは何を意味するのか。……くわしくは禅タロットクラス・パート1にてお話しています。
その3:雲のスートは「悪いカード」ではありません
お気持ちはよーーく分かりますが。笑
まず大前提として、禅タロットの小アルカナも、伝統的なタロット同様に「4つのスート(組)」を持っており、それぞれの対応は以下の通りです:
火のスート:ワンド(火)
水のスート:カップ(水)
雲のスート:ソード(風)
虹のスート:コインまたはペンタクル(地・土)
つまり、あの「グレイッシュで見るからにイヤ〜な感じのする」雲のカードは、ソード(剣)に相当するんですよ。という説明で、より一層「うへー」と思われたりして。笑
あのですね、お手元に禅タロットの解説もしくはアプリがある人は、どうぞ「雲のエース」である【CONSCIOUSNESS:意識】をご覧ください。雲のスートに限らず、すべての小タロットのエースカード(無印)は、
各スートの「本来あるべき姿」の象徴
なんですよ。雲のスートはわたしたちが「意識」的でない時に「つい見てしまうドラマ」の番組表みたいなものです。
もしTVをつけて、見たくもないドラマが映っていたとしたら?
すぐにチャンネルを変えるか、TVを消して、何かもっと他の楽しいことを探そうとしませんか?
「雲のカード」は、あなたが現在進行形で「人生の中で見ているドラマ」を教えてくれます。そのまま「うへー」と言いながら見続けるか、それとも……
《おまけ》雲のカードがやたら出る時は
絵面は「サイアクー」って感じに見えますが(笑)実はこれ、
あなたが思うほど、深刻に受け止める必要はないですよ
というサインなんです。だって「雲=実態のないドラマ」なんだもん。ちなみにこの説明は、ちゃーんと解説書に書いてあります。みんな、読もうよ。笑
一枚一枚が深い! と感嘆されるOSHO禅タロット。
あなたもこの夏、基礎からじっくり学んでみませんか?
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