「シンボルとしての数」について、語りたいんやああああ!

マニア向け数秘本

先日、Clubhouseで「逆数秘術(アンビバレント・ヌメロロジー)」創案者の後藤貴司さんとお話しする機会がありました。後藤さんは数秘界隈では知る人ぞ知る……という存在で、懐かしのmixiの数秘コミュで知り合ったんだったかなあ。2007年あたり?

一時は諸事情で数秘から離れていらしたようですが、また復活されて嬉しい限りです。後藤さんのサイト「数秘術汎論」のブックレビューなどは、本当によく参考にさせていただきました。ものすっごい情報量なので、ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。圧倒されますよ。

で、その後藤さんと、お知り合いの占い師さん(瑞樹和佳さん)他数名を交えて、数秘についてダラダラしゃべってる時に、ふと思い出したのが写真に写ってる2冊の本。

ぶっちゃけ上の「数の魔力」は、正直その存在すら忘れてましたわ。いつ買ったんだろう……どちらも

完全にマニア向け。「数学者」による「数とは何ぞや」本

なんですよ。しかもダッドリーなんて、明らかに「アンチ数秘術」だし。笑

ただ、しばしば「アンチ」が非常に熱心な「追っかけ」となるように、彼らもまたピュタゴラス派の【万物は数である】という主張を「不可思議」と断じつつも、大変丁寧に考察してくれているんですよねー。ありがとう、偉大なる先達よ!

昔から繰り返し書いていますが、わたしにとって「数」は「色」と同じく、ある種の「言語」であり「シンボル」なんですね。何かを表現する手段の一つ、と言ってもいいかも。と同時に、

「シンボルとしての数」を理解してこそ、数秘は意味を成す

という信念を持ってるんですよね。そもそも数秘って「占術」として開発されたものではないし、占術「としても使える」という表現のほうが適切なんじゃないかなあ、と個人的には考えています。

1から9の(場合によっては0や二桁以上の数、数式も含めて)数は、それぞれが異なる質を象徴する「シンボル」としての側面を持っています。

「一を聞いて十を知る」「三人寄れば文殊の知恵」「四角四面」etc.

のように、数を使った諺や慣用句は多いでしょう? 何かを「喩える」のに、数はとても使い勝手がいいんです。誰しもがピンと来るシンボルの代表、と言っても良いんじゃないでしょうか。

また同じ数であっても人によって、あるいは同じ人でも時と場合によって、異なる意味を持ちます。例えば、

「3は子供の数」とか「5だから冒険したがる」とは限らない

し、それよりも何故「3=子供」や「5=冒険」という解釈が成り立つのか?ってところにね、注目して欲しいんですよ。プロなら答えられるはずだし、言葉に詰まっちゃった人は良かったらウチでこっそりブラッシュアップしてってくだされ。

あ、昔パーソナルカラーでプロ&セミプロの人対象のブラッシュアップ講座やってましたけど、それの数秘版をやるのも楽しそうですね。需要あるかな?(ご興味ある方はお問い合わせくださいね)

ともあれ「シンボルとしての数」は日常に深く入り込んでおり、コーチングやコンサルテーションを「仕事」として提供する際にも、使い勝手の良いツールであることは間違いありません。時にこんな風に「数秘で人生が変わる」ミラクルもおきますよん。

せっかく数秘を知ったのなら「わたしって(数字)のヒトだから」で終わっちゃうのはもったいない! シンボリズムとしての数秘の可能性、これからもぐいぐい探求していく所存でっす。