「好きを仕事に」とか「自分がワクワクすることを」っていうのは、文字通り半分正解なんです。
というのも「ワクワクする」を数秘で言えば、3。ちゃんと「仕事に」成立させるのは、8。上のイラストのように「もうひとつの3」が必要なんです。しかも「向き合って」ないと、8じゃなくて33(サンサン)になっちゃう。マンガでメガネ探してる人の目みたいな。笑
あなたの3にわたしの3で応えることが、8への最初の一歩に
この「応える」という質は、数秘で言うと2。受容と協調のシンボルです。わたしという1が、あなたという「もう一つの1」に出会い、つながることで1+1=2になる。と言うのは前回の通り。今回はさらに進んで、3から4へ、そして8への道筋をお伝えしようと思います。
第1回の記事で、人は「それが手に入ることで、何らかの喜びが得られる。あるいは苦しみが減ると信じているから」お金を払うのだと書きました。別の言い方をすれば「商品やサービス」にお金を払っているのではなく、
人は「今より明るい未来」のためにサイフを開く
ってことなんです。「お客はドリルが欲しいんじゃない、穴を開けたいんだ」という、マーケティングの世界ではよく知られたフレーズがありますが、初めて聞いた時は「あ、そういうことか!」と目からウロコが落ちましたわ。
売り手はつい「ドリルが欲しい人」に向けてメッセージを書いてしまうんですけど、相手は別に「穴が開けばドリルじゃなくても良い」んですよ。例えばあなたが「アロマセラピスト」だとしたら、お客さんにとっての「穴が開く」は何に当たるでしょう?
あなたが「自ら提供できること=1」が「相手を喜ばせる=3」である時、初めてお客さまはあなたに興味を持ちます。話を聞き、チラシやサイトを見てくれます。3は「喜び」そして「創造」の数。同じ音を持つ「想像」のチカラでもあります。
これがあったら嬉しいかも、と「イメージ」してもらえるか?
商品やサービスを決める時、そのアピールをする時、迷ったら上のフレーズを思い出してください。自分では判断できないと思ったら、周りの人に聞いてみるのもオススメです。SNSにテスト的に投げてみて、反応を見るのも良いですよ。とにかく試す、変える、試す、変える……この繰り返しです。ぶっちゃけ、これしかないんですよ。
幸い「試す」ヒントとなるようなノウハウは、ネットにも書店にもゴロゴロあります。そう、今こそ「売れるテンプレ」や「禁断のメソッド」を試す時ですよ!!笑
例えば前回のp.s.に書いたようなフレーズも、実はその一例。「トップ&ファーストの法則」とか「希少性の法則」と呼ばれるもので、いずれも「手に入る喜び=3」をくすぐる仕掛けです。
テンプレやメソッドは、それ自体が既に「形になっている」4と言えます。4には「枠」とか「型」という意味もありますからね。あなたが自分の1・2・3を使って商品やサービスを「形にする」4の段階まで来ていたら、4+4=8になるチャンスは十分ありますよー
ここでもう一度、最初のイラストを思い出してください。3は「二つ」ありましたよね? つまり「一方だけが嬉しい」のではなく「あなたもわたしも嬉しい」になることが大事!
そしてそのためには、まず
1:自分が+3:嬉しいと=4:続けられる。続けられるから、形になる。
一見「自分にはムリかも?」と思うアイデアであっても、やりようによっては実現できるかもしれません。3の「創造・想像力」を存分に発揮してみてくださいね。創造性とかクリエイティブ(同じやがな)とか聞くとつい、尻込みしてしまう……という人もご安心を。
2:相手の身になって+2:応える=4:形にする
とも言えるのです。むしろこれからの時代、商品企画はこの発想こそが命といっても過言ではないでしょう。
何故なら現代は「ニーズがない」時代とも言われていて、お客さまに「何か欲しいものはありますか?」と聞いても答えてくれない、答えてもそれが「正解」ではない、というケースが非常に多いんですね。ニーズが本当に「ない」わけではなく、それが表に現れにくい傾向が強いんです。
だったらどうするか?……ここでも重要なのは「2と3」です。次回詳しくお伝えしますね。
p.s.
3と3が向き合っても「3+3」で8にならへんやん!と気がついた鋭いあなたへ。では、何があれば「8になる」のでしょう?