わたしたちは目に見えない多数の「場」を通して重なり合い、繋がっている「揺らめき」らしい。

たまたま通りがかったスーパーの雑誌コーナーで異彩を放っていた「存在とは何か?」っていう強烈なコピーに惹かれ、つい購入したNewton4月号。ちなみに隣には「『10兆円の男』の教え」特集のForbes JAPANが置いてあったよ。意識高いな。笑

ともあれこの特集記事、わたしには相当面白かったです。「量子論」を中心に「存在と無」を論じた内容なのですが、ダントツに興味を持ったのが【】。

実は現代物理学では、自然界の最も根源的な存在を「粒子」だとは考えていません。最も根源的な存在は、磁場や電場のような「場」だと考えられているのです。(Newton2020年4月号p.56より引用)

な・ん・で・す・と?って、一気に前のめりになっちゃった。わたしたちの世界を構成する最小単位である「量子」は、空間を飛び回る小さなツブ……というイメージを抱いてたんですが、実はその空間自体が目に見えない多数の「場」の重なり・連なりであって、量子はそれぞれの「場」に生じる「波:揺らめき」である、というのが現代の素粒子物理学の基礎なんだそうな。

しかもね、この「波」は物質というよりも、確率とか値といった「情報」という表現のほうがしっくりくる模様。わたしたち自身を含むこの世界は、無数のエネルギー情報が絶えず揺らめき、あちこちで干渉しあって存在しているわけですよ。比喩じゃなくマジで「みんな繋がっている」の。

てか、そもそも素粒子自体が、同じ種類(電子とかニュートリノとか)であれば「個としての違い」はナイ=みんな同じとされてるんです。なのに「自我」とか「自意識」がある不思議。

もっとも「場の量子論」もまだ全てが解明されているわけではないし、物理学だけで「わたしとは何者か? 世界とは何か?」という問いに答えが出るとも、個人的には思えません。が、大いに興味はそそられますねえ。

この記事を読んだ後、実はとても面白い夢を見たんです。正確にはまだ眠ってはいなかったので「夢」というよりは「ビジョン」って感じなんですが。以前読んだ別の複数の本(哲学とか心理学など)の内容が一気に繋がって「うわーーそういうことだったのかあ!」と何かが開いた感覚があったんですが、残念ながら朝目覚めると、だいぶウロ覚えに……残念すぎる!

でもね、まだちょっと言語化出来ないんですが、断片的な「感覚」は残っているんですよ。それらを日常生活の中で検証しながら、またアイデアがまとまったら書いていこうと思います。とりあえず2020年は「」とか「空間」にフォーカスしていこう。数秘で言えばどれも【4】だし(2+0+2+0=4)。笑