平成元年に就活して翌年就職→10年後フリーランスに→平成ラストに再びご縁が繋がった話

平成の始まりと終わりに

あ、別に「出戻った」わけではないです。笑

バブルまっただなかでの学生生活を過ごし、その勢いだけで美大卒でもないのにグラフィックデザイナーになれちゃった!ひーー!という話はこちらにも書いておりますが、本当に右も左も分からない中、当時お世話になった職場では、仕事に関するすべてをイチから学ばせていただきました。この時の10年間の経験があったからこそ、その後フリーランスとして、これまで何とかやってこれたと思っています。

実は退職後しばらくは、人手不足ということもあって元職場で「アルバイト」をしたり「外注業者」としてデザインやイラストのお仕事をいただいていた時期もありました。1年くらいはカラーのお仕事と並行しつつ、徐々にカラーコンサルティングへ軸足を移していったのでした。

その後もあちこちで「元職場の方々」と出会う機会はありましたし、駆け出しの頃に一度「企画書」をお送りしたこともあったのですが、送りっぱなしで電話1本入れないようなヤツに、お仕事がいただけるわけもなく……そういう「営業の基本」とか、ぜーんぜん分かってなかったんですよねえ。当時は「カラーのプロとして磨きをかけることで、自然とお客さまが増えていく」と思ってた節があります。

まあ、それはそうなんだけどさー、この「自然と」っていうのは「何もしなくても」って意味じゃないんだぞー!と、タイムマシンがあれば過去の自分に言い聞かせたい(笑)この時からもっと、マーケティングとかセールスプロモーションに本気で興味を持っていたらなー。

……でもね、人生って面白いですねえ。

平成という時代が終わるというタイミングで、ひょんなことから再び「元職場の方々」からお声が掛かりました。今度はアルバイトや外注デザイナーではなく「カラーの専門家」として。そしてそれらのオファーは、約20年前に企画書を送った時のわたしには来なかったであろうことも、仮に来たとしても二つ返事でお受けできるだけのスキルはまだなかったことも、今の自分にはよく分かります。

そしてとても興味深いシンクロとして、ここしばらく「いろんな分野のプロとのコラボレーション」が頻発しているんです。新しいお仕事はたいてい「チーム」でやってますね。プロ・チーム、仕事が早くてクオリティ高くて最高に楽しい!

わたしの「今」が、特に職業人としての自分があるのは、この平成30年間で経験してきたことのおかげです。

この30年分のリソースを携えて新しい時代にシフトできることに、わたしは今ワクワクしています。あなたの平成30年間は、どんなふうでしたか?「未発掘のお宝」がどこかに眠っていませんか?

平成最後の日曜である28日に、大阪で「占星術+クリーンランゲージWS:今こそ変わる!パラダイムシフト2019」を、小泉マーリみつやまかよ&ひろかものトリオでやろうと決めたのは、ちょうどわたしが「元の職場の方々」とのやりとりが始まった頃でした。なのでマーリちゃんから切り口の提案をもらって、あまりのビンゴっぷりにビックリしたもんね。笑

ある意味「30年越し」のプロジェクトとも言える状況に今いることで、つい何であれ「スムーズに・スピーディに結果を出す」ことだけに意識が向きがちですが、そうとばかりも言えないんだなあと実感しています。30年かかって初めて「整う」ことって、あるんですよね。

28日のWSはまだお席がご用意できます。今回は本当に盛りだくさんの「おみやげ」を持って帰っていただけると思いますよ。どうぞぜひ、ジャンプインしてください!