「茶系のモノ、さよなら出来ました!」

先日、とてもチャーミングな50代前半の女性・Kさんが「パーソナルカラー・コーチング」を受けに、琵琶湖を半周して来てくださいました。着心地の良さそうなキャメルのシャツワンピースにヘナ染めのショートボブ、控えめながらきちんとメイクもされていて、会話の受け答えもテンポ良くほがらか。

そう、とても「感じの良い、ナチュラルな印象の、普通の奥さん」。でも……彼女がわざわざ車で1時間半もかけて来てくださったのは、そう「じゃない」自分になるため。

わたし、「あこがれの人」になりたいんです。

え、誰みたいに?と思ったら、Kさんの、ではなくて「他の人から見て」あこがれられるような「自然体で素敵な人」になりたい、と。なーるほど!

というのもKさん、実はセミナー講師としての顔をお持ちで、わたし(168cm)と同じくらいの高身長。なので関西弁で言うところの「シュッとした」雰囲気を目指し、メイクも洋服選びも試行錯誤を繰り返してこられたそうです。

ところが……

・メイクのプロに勧められた「オレンジ」が似合っているのかどうか自信がない。
・正直、アイシャドウパレットの中の「オレンジ系」だけ減ってない。
・自分で買ったチークは「ローズピンク」(ガンガン使ってる)。

・高身長を活かせそうなタテ長のデザインを選んでるけど、いいなと思って買ってみても着てみると「なんか違う、もっさりする」。
・ゴツく見られたくないので、ゆとりのあるデザインにしてるのに、モデル写真みたいに「軽やかじゃない」。

思ってたんと違う──その理由は「全く別タイプの美人」だったから。

Kさんが自分のスタイルに満足できず、自信が持てなかったのは、ひとえに「目指す方向性の違い」にあったんです。彼女は本来、ナチュラルとは真逆の「モダンで存在感のあるスタイル」が似合う人。パーソナルカラーシーズンは「ウインター」、お顔立ちや骨格からは「大胆でスタイリッシュな柄や配色+ハリ・ツヤのある素材感」を着こなせるクール・ビューティーだったんですねー。

だからキャメルやテラコッタ、チョコレートブラウンなどの「茶系」だと、垢抜けない「もっさり」した印象になりやすかったのです。さらに「ゆとり」を意識した大きめサイズだと着膨れして見えるため、肩やウエスト位置はきちんと合わせたほうが、ずっとスッキリして見える人なのでした。

そもそも「ウインター」には「茶系」がない!

パーソナルカラー・ウインターのカラーパレット

そして「オレンジ」も、ない!!

……とまあ、明確に「理由」が分かってKさんもご納得。レッド×ブラックの大胆でモダンなバラのイラスト柄生地なんかも「案外、似合う!」ことに驚かれていました。しめしめ。笑

もともと「モノトーン」はお好きでたくさん持っておられるとのことでしたが、Kさんタイプのポイントは「コントラスト」。全身グレーのような「1色コーデ」より「グレー×マゼンタ」のようなパキッとした色合わせが、抜群に映えるタイプなんですね。あと、白は「ピュアホワイト」一択。アイボリーとか生成りは「黄ばんだ白」に見えちゃうので、お気をつけて!

コーチングの最後に「似合う色で、正しい位置に」メイクをしていただくのですが、この時大活躍したアイシャドウパレットとスキンケアアイテムがこちら。

3色アイシャドウ、税込108円@ダイソー。

クナイプのビオオイルもMUJIのジェルも、ミニサイズならそれぞれ540円+390円で買えちゃう。全部買っても1,058円、ここに写ってないけどKATEの眉マスカラ(3Dアイブロウカラー BR-1)918円を足しても、2,000円でお釣りが来ちゃう!

以前、別のお客さまから「何か特別なメイクテクニックとか必要ないんですね。」と言われたことがあるんですが、そうなんです。ごくシンプルな「ポイントを押さえる」だけで、大丈夫。この辺は文章では伝えきれないので、どうぞ実際に体験してみてくださいね。

帰り際、とびっきりの笑顔で振り返りながら

「わたし、今日キレイになりました!」

と言ってくださったKさん。サイコーです!キュートすぎる!「あこがれの人」になる日も、きっとそう遠くないでしょう。後日いただいたメールには「クローゼット断捨離しました!茶系のモノ、さよなら出来ました」との一文が。仕事が早い。笑

最近Kさんのような「オトナ女子」の皆さんが、ちょくちょく来てくださるようになりました。来月は70代のマダムからもご予約承っております。もしあなたが「もう50過ぎたし……」とか「田舎に住んでるし……」なんてモニョモニョ言ってるなら、もったいないですよー。

何歳からでも「キレイなわたし」は引き出せます。
今年こそ、本来の美しいあなたに出会ってみませんか?

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